イマイチ。


「ハサミ男」

scissor man

を観ました。


二夜続けて「映像化不可能と言われたあの傑作を!」と煽りの付いた作品を観ております。


イイ線いってたんだけどね~無念。というのが感想。

少しでも詳しく書くと、ネタ晴らしに直結する作品なので、書けません。

前半は良いです。

驚いたくらいです。期待を持たせてくれました。

麻生久美子と豊川悦司のかけあいが大方は効果的に機能していると思います。

ただ、後半のクライマックス近くからは、もうメタメタ(meta-ではない)。

病室のシーンが終わったあとからも、グダグダ。


普段は映画を観終わったあと、「俺が監督or演出なら・・・こうする!」とは考えないんですが、

今回ばかりは「うおー、手入れてえ!!」という思いが爆発しております。

なので、書きます。

①120分の作品ですが、90分にまで削れます。何よりもスピード感を重視すべき。

②冒頭「ハンバーガー中年」のシルエットは首から下のみ映します。頭まで映してはいけません。

③麻生久美子は拳銃を求めて「走って」はいけません。

④「シャマラン映画」と言われてもしかたない!という気概を制作陣が持って、

 全ての真相を日高の部屋で暴くこと。

 真相のシーンの時系列がクライマックスの盛り上がりを殺いでます。

⑤麻生久美子の過去は要りません。病院でこの映画は原作通り終わった方がインパクト大です。


いらんヒューマニズムを付け加えるな。

別に後味悪くたっていいじゃないか。

余計なエピソード加える方が後味悪いですよ。

あと、演出下手すぎ。

俳優と俳優の距離感が後半になると明らかに不自然になってます。

演出家が変わったのか?と思うほどでした。


思い出してたら、悔しくなってきた。


俳優陣の演技が良かっただけに(脇役の若年層は除く)、余計に悔しいですね。

阿部寛とか「survive style 5」を彷彿とさせて良かったですよ。