よく寝た。

もう寝るのは飽きたよ。そして眠い、眠い。

約三ヶ月ぶりにDVDドライブの口が開きました。いつまた口を閉ざしてしまうか分からないので、現在必死にインポート中。

昨夜「今はもうない」「もの食う人びと」を読了。

「今はもうない」に関してはようやく読み終えたという感じ。「ようやく」という言葉は多分6年以上の歳月が詰まっているわけだけれども。森博嗣第一期シリーズの8作目に当たるこの作品だけ読み始めから昔の俺は好きになれなくて。ミステリを読む上で最大のタブーである、「オチだけ」読む、をやってしまった唯一の本だったのですが、最近の叫びだしたいほどのストレス解消として改めて手にとってみた次第です。

シリーズ内で趣向が異なるこの作品を読む気になれなかったわけは、おそらく当時の俺がシリーズを続けて読んでいたから。今、一つの単発作品としてすんなり読めたのは不思議でもなんでもないわけです。

逆に不思議なことと言えば、読んでる段階で密室トリックが分かったこと。以前にラストだけ読んでるなら当たり前じゃねーか、と言われそうだけど、この作品に限ってはそうではなく、「オチ」とは叙述トリックの真相であり、特に密室の謎は「オチ」とはされてはいないわけで。こんな自己弁護しても虚しいだけだけど。

とにかく、俺は「謎解き」が出来てしまった!ミステリを読み始めて苦節14年、初めて!

なぜでしょうね?これまで周りの人にミステリについて「あれってこういうことでしょ」と言われ何で分かるんだろうと思ったことがしばしばありました。

個人的な好みを申し上げれば、俺は「叙述トリック」の方が好きなのですが、そして理解も早いのですが。(最近古屋兎丸のマンガをゆきやんさんに借りて読んだのですが、この人は描くのはマンガなのに叙述の錯誤を利用するのが上手いですね)「物質的」な謎解きっていうのが昨夜の俺には、まるで子供時代に初めて自転車に乗れた時のような体験だったのです。

自転車といえば、ウチの親が子供に施した補助輪を外す方法は「ともかくスピード出してこぎまくれ!」というものでした。おかげでほとんど転ばずに乗れるようになった覚えがありますが、よく俺もその方法に賛同していたなあ、とは思います。