本日も引き続き現実逃避。

l'altraの方がidaよりかっこいいよ、と言っていたホワイト・アベニューの人たちの意見がようやく身を以って実感できた。"in the afternoon"も良かったけど"different days"は更に良い。

何が良いかって饒舌過ぎるのに全く臭くないこと。「過剰だ、なんて関係ねえ!」と綺麗に綺麗に音を作り上げていくと、前述した現在のmercury revのようになるのだろうけど、それが今の自分には臭すぎて鼻をつまんでしまうのである。

mercury revが演奏も歌も外へ拡散させていく「綺麗」だとすれば、idaは演奏も歌も内へ内へと込める「綺麗」が多い。下世話な例で喩えれば前者はキワモノのエログロビデオ、筒井康隆の小説、NINのビデオ。後者はベッドルーム・ミュージックという言葉そのもの、洗濯された清潔なシーツ。

かなりお笑いの方向に飛躍した気もするけど、置いといて。

ではl'altraの位置は?という問いに対する答えは、もちろん「春画」。

演奏自体は地を這うようなストレートなもの(今作の打ち込みでキープしてるんじゃないかと思えるリズムがその印象を一層深めている)なのに、歌の絡み合う様子はidaでは考えられないほど艶かしいし、浮遊している。つまりエロい。killsに近いのかな、とも。

まことがkillsのライブはblues explosionの5倍良かったと言っていた。ライブそのものがホテルとヴィヴィのセックスの隠喩だと。white stripesとかkillsとか、そんなバンドばっか目立って出てきたな、とツッコミたくなるけど、sex,drug&rock'n rollと言うように今さら言うことでもないか。むしろ単にかっこいいバンドが増えているようで楽しくもある。

話をl'altraに戻すと、、、とここからは想像がつくとは思うけど(自分でも誰に向けて何を書きたいのかよく分らんくなってきた)「春画」の引き起こす開放感、悪く言えば開けっ広げな印象と、他人の閨を覗き見する背徳感にそのまま通ずるのが"different days"で更に顕著になったl'altraの魅力の1つなのである。



何かバカバカしくなってきた。

まあ、ええか。

こんなことを書いていて、いざジャケットを注視してみると、あまりにもそのまんまな絵面で正直萎えますが、中はもっと萎えます。気になる人はご一報を。
ツッコミも歓迎です。はいはい、明日から勉強しますよ。