くそー三日開けてしまったーくそー。
まあいいや。
その間にも色々なことがあったけど
とりあえず昨日急遽参加が決まったB'z@名古屋ドームの感想でも書きます。
前から話しているように僕は10代初期から後半にかけては本当にガチのB'zファンで
その頃のアルバム、音源は全て持っているし毎年ライブにも行っていました。
2003年頃からどうにも彼等の音楽に馴染めない、ピンと来なくなり、音源も集めなくなり。
数年振りの昨日のライブも最新アルバム「MAGIC」は未聴の状態で行きました。
と言うわけで熱量に任せて書くのではなく
ある意味一歩引いた視点での感想になることをご了承下さい。
書くからには中途半端にはしないので長文になるでしょうがご了承下さい。
って何の配慮だコレ。
B'zから離れることはドームクラスのライブと離れることともイコールだったので
久々に行った、体感した5万人の大移動にまずびっくり。人多すぎ。
客層はベテランバンドだけあって本当に幅広いという印象。
中学生軍団からおじさん軍団、親子連れからおばあちゃんまで…。
男女比は並び中の様子や会場での周辺を見渡す限り女性7男性3くらいなのかな。
っていうか稲葉氏のMCで知ったんだけど昨日で名古屋ドーム三日目だったらしいよ。
凄すぎないかコレ。平日公演の様子は知らないけど少なくとも昨日は満員御礼。
集客力バケモノすぎる。人が集まらないことで有名な名古屋なのに。
次に内容。
セットリスト
01.DIVE
02.Time Flies
03.MY LONELY TOWN
04.今夜月の見える丘に
05.PRAY
06.TIME
07.TYNY DROPS
08.OCEAN
09.LOVE PHANTOM
10.MAGIC
11.Mayday!
12.love me, I love you
13.ultra soul
14.LOVE IS DEAD
15.IT'S SHOWTIME!!
16.Freedom Train
17.だれにも言えねぇ
18.MOVE
19.愛のバクダン
20.long time no see
21.愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
22.イチブトゼンブ
とりあえずセットがとんでもない。わかってたけど。
開演前は巨大なモニターを使っておそらくランダムに客を映して
エアギターやってとか変顔してとか隣とハグして…みたいな無茶振りをして盛り上がる。
待ち時間に飽きさせない努力というか工夫は流石と言うべきか。
客電が落ちると巨大モニターからわけわからんけど壮大なCG映像が流れ始め
ストーリーを欠片も掴めない中ただただ壮大な感じで松本氏が登場しイントロダクションを熱演。
そこから稲葉氏が登場して一曲目のDIVEになだれ込む。いきなり爆発と火柱。ぎょえー。
稲葉氏は金色のパンツに金色のジャケットに黒のインナー、つまりは全身金色。
だが少しの違和感もなく完璧な着こなし。スターである。二代目にしきのあきらに任命しよう。
2曲目まで終わった段階で恒例の「B'zのライブジムにようこそ」の掛け合い。
ここでは二人がやたらとイチャイチャ。心底仲良しなのが伝わる。
こういう部分にもファンはやられるんだろうな、と思う。Perfumeと同じだもん。
3曲目からは以外な展開。以降これでもかと言う程にバラードが続く。
8曲目まで全てバラードである。長年やっていればこういう変化球も投げれるようになるらしい。
個人的にはこの間に大きな大きな問題が発生し頭を悩ませていた。
後ろの親子、おそらく母親40代子供中高生男子…くらいの二人組が
とにかく大声で、クソ音痴な声で、ひたすらに歌いまくっていたのだ。
稲葉氏の歌に聴き入ることが出来ない。想像を絶する苦痛っぷり。
許されるなら振り向いてぶん殴りたかった。許されないので途中退席を本気で考えた。
その親子は開演前もスタッフの注意を無視して携帯で写真撮影を強行したりと
とにかくマナー面が最低最悪。まあ5万人も居ればどうしようもない客だって当然居るのだ。
真後ろにそういう人間が居たのが不運なのであってB'zファン全体の質の問題ではない。
拷問バラードトンネルを抜けるとそこからは一転アップテンポのナンバーが続く。
音の密度が増すことでクソ音痴は掻き消されて平静を取り戻すことに成功。
途中でドラムセット等を含めた巨大ステージ自体が動いて前進して会場中央に位置するという
超トンデモ展開もあった。もはやなんでもありか。どれだけのお金がかかっているのか。
そこからは熱量を落とすことなく最後まで走りきりフィニッシュ。
感じたのは稲葉氏のバケモノっぷり。四捨五入すると50歳のオッサンなのに
容姿にも歌唱力にもまったく衰えが見られない。歌なんて上手くなってるんじゃない?
(それが面白いかどうかは抜きにして)安定感抜群。努力の天才なんだと思う。そりゃ人気あるわ。
演奏面はちょっとドラムが弱いのが気になったかも。
B'zというユニットの性質上ボーカルとギターをある程度前面に出すのは当然ではあるのだけど
もっと低音ガツガツ響かせれば気持ちいのに…と思う場面も多々。まあこれは仕方ないか。
あとはまあこれは本当に個人的な価値観なのですが
客のノリが形式化しすぎているというか一本調子過ぎて
そこに入っていけない僕としてはどうにも気分が上がりきらない。
基本的にどんな場面でも拍手 or 腕を上げて盛り上がっているんだけど
バラードでも拍手が聞こえてきたりしてちょっとげんなりする。
5万人の拍手だから当然ズレもあり、そっちばかりに気をとられてしまう。
形式化されているのに声でレスポンス出来そうな場面は尽くスルーだったりして謎。
…ってこの部分はいいや。郷に入れば郷に従え。それが出来ない僕の過失か。
周りの空気に抵抗するかの如くひたすら自分の心地良いように体を揺らして
楽しませてもらいました。だからモテないんだな、自分。
最新アルバム曲についてはちょっとどうなのコレ…という曲もあったけど
B'z的カタルシスをしっかりと感じさせてくれる曲もあり、全体的には好印象。
B`z - MAGIC
表題曲のコレなんて特に良かった。
いかにもB'z的なギターフレーズからブルースハープが入るところでの開放感や
「とけないままマジック」という歌詞の語感の良さ(ま・ま・まじっく)。
B'z - Freedom Train
B'z的カタルシスという意味ではコレも。
もうB'z感モロ出しダダ漏れのイントロから一旦落として徐々に盛り上げサビで爆発…
って手法は使い古されたものではあるけどやっぱりアガるもん。コーラスも気持ち良いし。
とまあ不満やアクシデントも多少はあったものの全体的にはしっかり楽しめました。
ドームを広く感じさせない演出等のエンターテイメント性は流石の一言。
それを長年休むことなく継続し続けている二人のプロ意識はやっぱり凄いし
もっと評価されて然るべきかと。同じことやれって言われて出来る人、居ないよ、絶対。
好きな人も嫌いな人も一度は観る価値あり!
以上、長文にお付き合い頂きありがとうございました。ぺこり。
まあいいや。
その間にも色々なことがあったけど
とりあえず昨日急遽参加が決まったB'z@名古屋ドームの感想でも書きます。
前から話しているように僕は10代初期から後半にかけては本当にガチのB'zファンで
その頃のアルバム、音源は全て持っているし毎年ライブにも行っていました。
2003年頃からどうにも彼等の音楽に馴染めない、ピンと来なくなり、音源も集めなくなり。
数年振りの昨日のライブも最新アルバム「MAGIC」は未聴の状態で行きました。
と言うわけで熱量に任せて書くのではなく
ある意味一歩引いた視点での感想になることをご了承下さい。
書くからには中途半端にはしないので長文になるでしょうがご了承下さい。
って何の配慮だコレ。
B'zから離れることはドームクラスのライブと離れることともイコールだったので
久々に行った、体感した5万人の大移動にまずびっくり。人多すぎ。
客層はベテランバンドだけあって本当に幅広いという印象。
中学生軍団からおじさん軍団、親子連れからおばあちゃんまで…。
男女比は並び中の様子や会場での周辺を見渡す限り女性7男性3くらいなのかな。
っていうか稲葉氏のMCで知ったんだけど昨日で名古屋ドーム三日目だったらしいよ。
凄すぎないかコレ。平日公演の様子は知らないけど少なくとも昨日は満員御礼。
集客力バケモノすぎる。人が集まらないことで有名な名古屋なのに。
次に内容。
セットリスト
01.DIVE
02.Time Flies
03.MY LONELY TOWN
04.今夜月の見える丘に
05.PRAY
06.TIME
07.TYNY DROPS
08.OCEAN
09.LOVE PHANTOM
10.MAGIC
11.Mayday!
12.love me, I love you
13.ultra soul
14.LOVE IS DEAD
15.IT'S SHOWTIME!!
16.Freedom Train
17.だれにも言えねぇ
18.MOVE
19.愛のバクダン
20.long time no see
21.愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
22.イチブトゼンブ
とりあえずセットがとんでもない。わかってたけど。
開演前は巨大なモニターを使っておそらくランダムに客を映して
エアギターやってとか変顔してとか隣とハグして…みたいな無茶振りをして盛り上がる。
待ち時間に飽きさせない努力というか工夫は流石と言うべきか。
客電が落ちると巨大モニターからわけわからんけど壮大なCG映像が流れ始め
ストーリーを欠片も掴めない中ただただ壮大な感じで松本氏が登場しイントロダクションを熱演。
そこから稲葉氏が登場して一曲目のDIVEになだれ込む。いきなり爆発と火柱。ぎょえー。
稲葉氏は金色のパンツに金色のジャケットに黒のインナー、つまりは全身金色。
だが少しの違和感もなく完璧な着こなし。スターである。二代目にしきのあきらに任命しよう。
2曲目まで終わった段階で恒例の「B'zのライブジムにようこそ」の掛け合い。
ここでは二人がやたらとイチャイチャ。心底仲良しなのが伝わる。
こういう部分にもファンはやられるんだろうな、と思う。Perfumeと同じだもん。
3曲目からは以外な展開。以降これでもかと言う程にバラードが続く。
8曲目まで全てバラードである。長年やっていればこういう変化球も投げれるようになるらしい。
個人的にはこの間に大きな大きな問題が発生し頭を悩ませていた。
後ろの親子、おそらく母親40代子供中高生男子…くらいの二人組が
とにかく大声で、クソ音痴な声で、ひたすらに歌いまくっていたのだ。
稲葉氏の歌に聴き入ることが出来ない。想像を絶する苦痛っぷり。
許されるなら振り向いてぶん殴りたかった。許されないので途中退席を本気で考えた。
その親子は開演前もスタッフの注意を無視して携帯で写真撮影を強行したりと
とにかくマナー面が最低最悪。まあ5万人も居ればどうしようもない客だって当然居るのだ。
真後ろにそういう人間が居たのが不運なのであってB'zファン全体の質の問題ではない。
拷問バラードトンネルを抜けるとそこからは一転アップテンポのナンバーが続く。
音の密度が増すことでクソ音痴は掻き消されて平静を取り戻すことに成功。
途中でドラムセット等を含めた巨大ステージ自体が動いて前進して会場中央に位置するという
超トンデモ展開もあった。もはやなんでもありか。どれだけのお金がかかっているのか。
そこからは熱量を落とすことなく最後まで走りきりフィニッシュ。
感じたのは稲葉氏のバケモノっぷり。四捨五入すると50歳のオッサンなのに
容姿にも歌唱力にもまったく衰えが見られない。歌なんて上手くなってるんじゃない?
(それが面白いかどうかは抜きにして)安定感抜群。努力の天才なんだと思う。そりゃ人気あるわ。
演奏面はちょっとドラムが弱いのが気になったかも。
B'zというユニットの性質上ボーカルとギターをある程度前面に出すのは当然ではあるのだけど
もっと低音ガツガツ響かせれば気持ちいのに…と思う場面も多々。まあこれは仕方ないか。
あとはまあこれは本当に個人的な価値観なのですが
客のノリが形式化しすぎているというか一本調子過ぎて
そこに入っていけない僕としてはどうにも気分が上がりきらない。
基本的にどんな場面でも拍手 or 腕を上げて盛り上がっているんだけど
バラードでも拍手が聞こえてきたりしてちょっとげんなりする。
5万人の拍手だから当然ズレもあり、そっちばかりに気をとられてしまう。
形式化されているのに声でレスポンス出来そうな場面は尽くスルーだったりして謎。
…ってこの部分はいいや。郷に入れば郷に従え。それが出来ない僕の過失か。
周りの空気に抵抗するかの如くひたすら自分の心地良いように体を揺らして
楽しませてもらいました。だからモテないんだな、自分。
最新アルバム曲についてはちょっとどうなのコレ…という曲もあったけど
B'z的カタルシスをしっかりと感じさせてくれる曲もあり、全体的には好印象。
B`z - MAGIC
表題曲のコレなんて特に良かった。
いかにもB'z的なギターフレーズからブルースハープが入るところでの開放感や
「とけないままマジック」という歌詞の語感の良さ(ま・ま・まじっく)。
B'z - Freedom Train
B'z的カタルシスという意味ではコレも。
もうB'z感モロ出しダダ漏れのイントロから一旦落として徐々に盛り上げサビで爆発…
って手法は使い古されたものではあるけどやっぱりアガるもん。コーラスも気持ち良いし。
とまあ不満やアクシデントも多少はあったものの全体的にはしっかり楽しめました。
ドームを広く感じさせない演出等のエンターテイメント性は流石の一言。
それを長年休むことなく継続し続けている二人のプロ意識はやっぱり凄いし
もっと評価されて然るべきかと。同じことやれって言われて出来る人、居ないよ、絶対。
好きな人も嫌いな人も一度は観る価値あり!
以上、長文にお付き合い頂きありがとうございました。ぺこり。