00年代 個人的ベスト10アルバム 邦楽編 第8位
8otto - We Do Viberation (2006)

$落書帳-きりんじ

8otto - RIWO


8otto - 0zero


ゼロ年代の新人ロックバンド8ottoの衝撃デビューアルバム。
ついにきたか、日本にも。って感じ。

一曲目の「RIWO」の時点で感じた、只者ではない、凄い奴等なんじゃないかって予感は
二曲目の「0zero」のイントロでより鮮明になり、ギターソロで確信へと変わった。
そういえば、単純にギターがかっこいい!って邦バンドも久しぶり。

僕も大好きで00年代洋楽編6位にも選んだストロークスの2ndを手がけたエンジニアを起用
って時点で、まあある程度ズルいというか抗えない魅力は持っているんだけど
いわゆる「ストロークス」的な魅力の範疇に留まっているということは決してない。
寧ろこの「非邦楽」な音が、日本で、日本語で「邦楽」として鳴っている事実に
なんだろう、むずむずするんだけど、確かな喜びの気持ちがある。

日本製のロックンロールとしてもっともっと注目されるべきバンドでありアルバム。
皆さんよろしくおねがいします。って何処の何様だ自分。



00年代 個人的ベスト10アルバム 邦楽編 第7位
キリンジ - 3 (2000)

$落書帳-きりんじ

3秒以上の直視が躊躇われる暑苦しいジャケットとは裏腹に
どこまでも繊細で綺麗で甘美な珠玉のポップスが詰まった、キリンジのサードアルバム。

どの場面を切り取っても素晴らしく
アルバムとしての流れも憎たらしい程に完璧なので、もうコレは皆、買いましょう笑

…ってそれだけじゃ流石にアレなので、収録曲、そしてキリンジの中でも屈指の名曲を。

キリンジ - エイリアンズ


素晴らしいとわかりきっているものにいくら素晴らしいと付け加えても意味がないんだけど…。
歌詞が、好きなのです。情緒的で風景がぱっと浮かぶようで、日本語としてとても美しくて
でもちょっとふざけているというか、軽くユーモラスで、そのバランスが非常に心地良い。

要はこの人達、センスの塊なんだと思う。
そこらへんのオジサンが言ったらただの「オヤジギャグ」にしか成り得ない。


仮面のようなスポーツカーが 火を吐いた
笑っておくれ ダーリン ほら 素晴らしい夜に
僕の短所をジョークにしても眉をひそめないで

そうさ僕らはエイリアンズ 街灯に沿って歩けば
ごらん 新世界のようさ キミが好きだよ エイリアン
無いものねだりもキスで 魔法のように解けるさ いつか



全曲に渡って世界観はブレない。名盤。

we do viberation/8otto

¥2,600

3/キリンジ

¥3,059
Amazon.co.jp