数えきれないくらいの大小のアンラッキーが重なった一日だった。
挟まれながら乗ったエレベーターに降りる時も再び挟まれたり。ガコンガコンって。
あらゆることがちょっとずつずれてぐんにゃりなることって、たまにあるよなあ。

女子高生に自転車で思いっきり轢かれてぶっ倒れたりもした。
ぶっ倒れるくらいだから結構なスピードだったわけだけど
鞄がうまいことクッションになって大事には至らず。
足が赤く腫れて手のひらを少し擦りむいた程度。

気がついたらぶつかった子のおっぱいに顔を埋めてるとか
パンツ丸見えだったりとかごめんなさい良かったらお茶でもとか
そういう漫画的リトルラッキーも勿論起こらず
ってそんなこと決して普段は期待してるわけじゃないけど
何かそういう埋め合わせでもないとちょっと人生が哀しくなるくらい
小さい不運のジャブ乱れ打ちにへろんへろんって感じでぐんにゃりぐにゃぐにゃ。

…だったので買いたいCDを一枚買うことにした。
お金に余裕は無いからこそこのタイミングがベストなのではないかと。

選んだのは以前邦楽ロック探求をした際に発見して大いに気に入った
おとぎ話の「理由なき反抗」というアルバム。

おとぎ話 - ネオンBOYS



まだ一通りしか聴いてないけどあまりの素晴らしさにホント泣きそう。
ここまではっきりと心を掴まれたのは久しぶり。なんなのこのネオンBOYSって曲は…。
こういう時って脳みそからは陳腐な言葉しか浮かんでこない。
すげー、すげー。

やっぱりこのタイミングで買って良かった。
執拗に僕を挟み込んだエレベーターも、前方不注意の女子高生も、全て赦す。

理由なき反抗/おとぎ話

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