書きたいことその1
00年代 個人的ベスト10アルバム 洋楽編 第4位
Yeah Yeah Yeahs - Fever To Tell (2003)

僕がSCANDALという日本のバンドに落胆させられたのは期待の裏返しであり
その期待自体が検討外れもいいところだったのでSCANDALに罪は無い。
女子高生+アイドル+ガレージロックという謳い文句だけで高鳴った僕の胸の鼓動は
Blankey Jet CityのDERRINGERを連想させるDOLLという曲の出だしのリフを聴くまで続き
直後の歌い出しと共に静まった。リフまでは良かった。それっぽくて。
それでもSCANDALに罪は無い。ガレージロックという冠を載せてしまった大人達が悪いんだろう。
繰り返すがSCANDALに罪は無い。ガレージではないだけ。隙間産業ではないが需要も想像出来る。
ふとももはいつだって正義だしドラムの子は結構タイプ。真ん中で歌ってる子には踏まれたい。革靴で。
・・・前置きが長い上に性癖までポロリしてしまったが。
そんな僕がSCANDALというバンドに対し想像し求めていたガレージロック像が
同じく女性ボーカルを擁するガレージロックリバイバルの代表格Yeah Yeah Yeahsというわけだ。
Yeah Yeah Yeahs、そしてFever To Tellとの出会いは本当に衝撃的なものだった。
Yeah Yeah Yeahs - Rich(Live)
Yeah Yeah Yeahs - Date With The Night(Live)
再生ボタンを押してオープニングナンバーのRichが流れ始めたその瞬間から恋に墜ちる。
サイケデリックなシンセサイザーに絡むこれぞガレージ!って感じのノイズギターと
それを静かに統制する正確なドラム・・・とまあ音だけ聴いても間違いなくツボなんだけど
そんなことより気になるのはボーカル。ものすごい。良い意味でヒドい。
映像で観るとより顕著だが完全にネジが数本外れている。壊れている。
歌ってるのか叫んでるのか喘いでるのか判断に困るがとにかくめちゃくちゃ格好良くて
僕はすぐに彼女の名前を調べた。普段は音は覚えてもメンバーの名前は全然覚えないのに。
名前を探して歌詞カードをめくる僕の手を止めたのが2曲目のDate With The Night。
Richを更に爆発させたような凶暴なノイズに対して
それでも足りないとばかりに歌い叫びまくる彼女の名前はKaren O。一瞬で覚えた。
新たに触れた音楽(アルバム)が出だしから2曲続けて心を完璧に捉え魅了してくれた。
僕にはそれで充分だった。
Yeah Yeah Yeahs - Man
Yeah Yeah Yeahs - Tick
たった2曲で満足してしまった僕の弛んだケツを蹴り飛ばすかの如くアルバムは進む。
3曲目のMan、4曲目のTickはどちらも2分に満たないショートナンバーだが
それぞれが強力な個性で襲い掛かってくる。クラクラする頭で確かな喜びを噛み締める。
心から大好きだと認められる音楽に出会えることなんてそうは多くないのだ。それに出会えた。
しばらく狂ったかのようにこのアルバムばかりを聴いていた覚えがある。
Manに至っては僅か1週間あまりで再生数が3桁を越えた。
冒頭でSCANDALの真ん中の子に踏まれたいなんてことを抜かしたが
カレンにはボコボコにされたい。鼻をへし折られて鼻血で呼吸困難に陥りたい。
SCANDALの真ん中の子(名前調べろ)に踏まれたいってのはただのふともも好きの変態性的趣味だが
カレンにボコボコにされたいってのは彼女の存在に魅かれているし尊敬もしているからだ。
実際は殴られるのも鼻を折られるのもゴメン。痛いのはね。
だけどそれ程大好きだという不器用な気持ちの表れ。
好きな人になら何されてもいいぜ、ってやつ。
この企画をするにあたって順位を考えながら色んなアルバムを振り返り
Yeah Yeah Yeahsに対する熱も更に上がってきたところに飛び込んできたのは
6年振りの来日単独公演の知らせ。行くしかないだろ。
悪いがグリーンデイは取り止めとする。TMGEの各所遠征も諦めるかもしれない。
好きな人(バンド)に会えるならお金は惜しまないのだ。
足りないなら他から削るのは当然だろう。
楽しみすぎて吐きそう。
00年代 個人的ベスト10アルバム 洋楽編 第4位
Yeah Yeah Yeahs - Fever To Tell (2003)

僕がSCANDALという日本のバンドに落胆させられたのは期待の裏返しであり
その期待自体が検討外れもいいところだったのでSCANDALに罪は無い。
女子高生+アイドル+ガレージロックという謳い文句だけで高鳴った僕の胸の鼓動は
Blankey Jet CityのDERRINGERを連想させるDOLLという曲の出だしのリフを聴くまで続き
直後の歌い出しと共に静まった。リフまでは良かった。それっぽくて。
それでもSCANDALに罪は無い。ガレージロックという冠を載せてしまった大人達が悪いんだろう。
繰り返すがSCANDALに罪は無い。ガレージではないだけ。隙間産業ではないが需要も想像出来る。
ふとももはいつだって正義だしドラムの子は結構タイプ。真ん中で歌ってる子には踏まれたい。革靴で。
・・・前置きが長い上に性癖までポロリしてしまったが。
そんな僕がSCANDALというバンドに対し想像し求めていたガレージロック像が
同じく女性ボーカルを擁するガレージロックリバイバルの代表格Yeah Yeah Yeahsというわけだ。
Yeah Yeah Yeahs、そしてFever To Tellとの出会いは本当に衝撃的なものだった。
Yeah Yeah Yeahs - Rich(Live)
Yeah Yeah Yeahs - Date With The Night(Live)
再生ボタンを押してオープニングナンバーのRichが流れ始めたその瞬間から恋に墜ちる。
サイケデリックなシンセサイザーに絡むこれぞガレージ!って感じのノイズギターと
それを静かに統制する正確なドラム・・・とまあ音だけ聴いても間違いなくツボなんだけど
そんなことより気になるのはボーカル。ものすごい。良い意味でヒドい。
映像で観るとより顕著だが完全にネジが数本外れている。壊れている。
歌ってるのか叫んでるのか喘いでるのか判断に困るがとにかくめちゃくちゃ格好良くて
僕はすぐに彼女の名前を調べた。普段は音は覚えてもメンバーの名前は全然覚えないのに。
名前を探して歌詞カードをめくる僕の手を止めたのが2曲目のDate With The Night。
Richを更に爆発させたような凶暴なノイズに対して
それでも足りないとばかりに歌い叫びまくる彼女の名前はKaren O。一瞬で覚えた。
新たに触れた音楽(アルバム)が出だしから2曲続けて心を完璧に捉え魅了してくれた。
僕にはそれで充分だった。
Yeah Yeah Yeahs - Man
Yeah Yeah Yeahs - Tick
たった2曲で満足してしまった僕の弛んだケツを蹴り飛ばすかの如くアルバムは進む。
3曲目のMan、4曲目のTickはどちらも2分に満たないショートナンバーだが
それぞれが強力な個性で襲い掛かってくる。クラクラする頭で確かな喜びを噛み締める。
心から大好きだと認められる音楽に出会えることなんてそうは多くないのだ。それに出会えた。
しばらく狂ったかのようにこのアルバムばかりを聴いていた覚えがある。
Manに至っては僅か1週間あまりで再生数が3桁を越えた。
冒頭でSCANDALの真ん中の子に踏まれたいなんてことを抜かしたが
カレンにはボコボコにされたい。鼻をへし折られて鼻血で呼吸困難に陥りたい。
SCANDALの真ん中の子(名前調べろ)に踏まれたいってのはただのふともも好きの変態性的趣味だが
カレンにボコボコにされたいってのは彼女の存在に魅かれているし尊敬もしているからだ。
実際は殴られるのも鼻を折られるのもゴメン。痛いのはね。
だけどそれ程大好きだという不器用な気持ちの表れ。
好きな人になら何されてもいいぜ、ってやつ。
この企画をするにあたって順位を考えながら色んなアルバムを振り返り
Yeah Yeah Yeahsに対する熱も更に上がってきたところに飛び込んできたのは
6年振りの来日単独公演の知らせ。行くしかないだろ。
悪いがグリーンデイは取り止めとする。TMGEの各所遠征も諦めるかもしれない。
好きな人(バンド)に会えるならお金は惜しまないのだ。
足りないなら他から削るのは当然だろう。
楽しみすぎて吐きそう。
Fever to Tell
posted with amazlet at 09.11.21
Yeah Yeah Yeahs
Dress Up/Polydor (2003-05-27)
売り上げランキング: 91964
Dress Up/Polydor (2003-05-27)
売り上げランキング: 91964
