今週は新譜が６枚ランクインしていますが、もうすぐリリースから一年となるアデル(Adele)のセカンド・アルバム｢２１｣がトップをキープして、年明けから７週連続の１位を記録しました。
アデルは、グラミー賞ではノミネートされた６部門すべてを受賞して、さらに注目を集めています。
２位にランクインしたアルバム｢A Different Kind of Truth｣は、２００７年にロックの殿堂入りを果たしたロック・バンドのヴァン・ヘイレン(Van Halen)が、初代ボーカルのデイビッド・リー・ロス(David Lee Roth)を迎えてリリースした１４年ぶり１１枚目のアルバム、このアルバムは最新のオリコンアルバム・チャートの３位（洋楽としては１位）にランクインしています。
３位には、昨年のビルボード･シングル･チャートで１位にランクインした２曲を含む最新のヒット曲を満載したコンピレーション・アルバム｢Now That's What I Call Music! 41 (U.S. series)｣がランクインしました、と言いたいところですが、今回のアルバムはヒット曲が満載と言えるほどチャート上位のシングルが収録されていないため、物足りない感じがします。
それと、ランクインするたびに毎回書いていますが、Ｎｏｗシリーズには全米シリーズのほかに全英シリーズなど同じようなシリーズがたくさんありますので、購入するときはシリーズとシリアル･ナンバーを確認してください。
４位のザ・フレイ(The Fray)は、２００５年にデビューした大人気５人組オルタナティヴ・ロック・バンド、３年ぶり３枚目のアルバム｢Scars & Stories｣は、このバンドの特徴とも言えるピアノを前面に出したアレンジを抑えた曲を中心に収録されています。
５位にランクインしたアルバム｢Kisses on the Bottom｣は、第５４回グラミー賞で最優秀ヒストリカル賞を受賞した大御所ポール・マッカートニー(Paul McCartney)がリリースした新曲２曲を含む往年のジャズの名曲などをカバーしたアルバム、このアルバムは最新のオリコンアルバム・チャートの１３位（洋楽としては２位）にランクインしています。
６位には、先日急死したホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)が２０００年にリリースしたベスト・アルバム｢Whitney: The Greatest Hits｣が、たった一日で１０万枚近くのセールスを記録してランクインしました。
７位にアルバム｢Home｣がランクインしたダークス・ベントリー(Dierks Bentley)は、２００３年にデビューしたカントリー・ミュージック・シンガーです。
Rank. (LastWK) Arttist, Title
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01 (01) Adele, 21
02 (--) Van Halen, A Different Kind Of Truth
03 (--) Various Artists, NOW 41
04 (--) The Fray, Scars & Stories
05 (--) Paul McCartney, Kisses On The Bottom
06 (--) Whitney Houston, The Greatest Hits
07 (--) Dierks Bentley, Home
08 (04) Various Artists, 2012 Grammy Nominees
09 (19) Adele, 19
10 (06) Drake, Take Care
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■ Billboard 200とは
ニールセン・サウンドスキャンによるセールス・データを基にした、すべてのジャンルを含む全米アルバムチャート。