被害者の立場になって考えて

「裁判長、ちょっといいでしょうか」
　平成２１年９月４日午後、青森地裁の評議室。裁判員裁判初の強姦事件の評議を終え、
判決言い渡しのため法廷に向かう直前、裁判員を務めた牧師、Sは裁判長に声をかけた。
どうしても被告に伝えたいことがあったからだ。

　求刑通り懲役１５年とされた被告に裁判長は「被告の更生をあきらめているわけではない。
期待を込めた判決です」と説諭した。Sさんが託した言葉だった。
　「被害者の心を殺す」とも表現される。「性犯罪」　Sさんは、その被害者対策の不備を裁判
を通して初めて知った。

「法廷で被害状況を証言してくれた女性が、いまだに被害にあった部屋に住んでいる。
引っ越しのための金銭面の補助などサポートが全くないことにがくぜんとした」

　犯罪に苦しみ続ける人が身近にいることを実感した。だからこそ、「再犯を防ぐために私たち
は何ができるのか」と考えた。それが、裁判長に託した言葉につながった。
　裁判から１年近くたったいま、Sさんはある思いを抱いている。それは、「判決のときの言
葉を忘れずにいてくれているのか、被告と会って確かめてみたい」というものだ。「裁判員が当
時の被告に会うことができれば、再犯率も下がるのではないでしょうか」

当方の場合は，上記のような性犯罪の被害者ではないが，虚偽告訴及び虚偽によって動いた
読売新聞の学校近辺の取材活動等は、当方のとって致命的な精神的なダメージを受けた。
生徒に対する読売新聞の取材活動は、生徒に虚偽の情報が伝播し