被害者の立場
被害者には時効などない。
東京都豊島区のJR池袋駅ホームで96年4月、立教大4年、Kさん(当時21歳)が突き飛ばされ頭を打ち
死亡した事件が11日で発生から13年となるのを前に、Kさんの父やボランティア、警視庁池袋署捜査員
ら約40人が10日夜、池袋駅で情報提供を求めるビラを配布した。Kさんの父は「殺人罪の時効まであと
2年に迫ったが、最後まで犯人逮捕をあきらめずに活動したい」と話した。
Kさんの父は事件後、殺人など重大事件の時効を撤廃するよう国に訴えてきた。時効制度の見直しを含め
た検討を始めた法務省は3日、見直し案を公表し、夏までに一定の方向性を示す方針だ。「国は犯罪被害
者の遺族の気持ちを酌んで撤廃に踏み切ってほしい」と話している。
情報提供は池袋署(03・3986・0110)まで。
東京都豊島区のJR池袋駅ホームで96年4月、立教大4年、Kさん(当時21歳)が突き飛ばされ頭を打ち
死亡した事件が11日で発生から13年となるのを前に、Kさんの父やボランティア、警視庁池袋署捜査員
ら約40人が10日夜、池袋駅で情報提供を求めるビラを配布した。Kさんの父は「殺人罪の時効まであと
2年に迫ったが、最後まで犯人逮捕をあきらめずに活動したい」と話した。
Kさんの父は事件後、殺人など重大事件の時効を撤廃するよう国に訴えてきた。時効制度の見直しを含め
た検討を始めた法務省は3日、見直し案を公表し、夏までに一定の方向性を示す方針だ。「国は犯罪被害
者の遺族の気持ちを酌んで撤廃に踏み切ってほしい」と話している。
情報提供は池袋署(03・3986・0110)まで。