映像の世界はDVDからブルーレイ、デジタルテレビも「4K」が出てきたり、高画質化していってるけど、音楽はその逆を進んでるんですよね。
SACDもDVDオーディオも普及せず、配信で圧縮データを聴いたり、YOUTUBEで聴いたり。
と、言いつつも最近は「ハイレゾ」と呼ばれる「ハイレゾリューション音源」も注目を浴びたり、ウォークマンもハイレゾ対応の製品出たりしてますね。
CDの規格は「16ビット、44.1kHz」・・・1秒間に44100回サンプリングした16ビットデータ
ハイレゾは「24ビット、96kHz」「192kHz」のデータで、容量もそれだけ大きくなります。
デジタル化=0と1に変換するってことですから、音というアナログなものをデジタルにするということは、0と1の小さいギザギザを、どこまで滑らかにするかってのが、ハイレゾ化ってことです。
粒々の大きさを、小さくすればするほど、粉みたいなサラサラになるけど、液体にはならないみたいなイメージかな。
でも、普段街に溢れてる音楽って、正直そこまでハイレゾで聴かなくても変わらないような気がします。
ってか、聴き分けられないと思いますね。
192kのMP3だとちょっと圧縮感を感じるのですが、iTunesのエンコーダー「iTunes plus」のAACで自分はもう満足ですw
作曲するときは、ギターやベースは24ビット48kHzで録ります。
16ビット44.1kHzだと、ミックスするときにEQとかのエフェクト処理するときに、この辺をちょっと削るみたいな微妙な変化が付けられない気がします。
あくまで「気がする」なんですけどww
やはりクラシックやピアノの音楽だと「ハイレゾ音源」がいいんだと思いますが、それを聴くスピーカーやヘッドホンにもお金かかっちゃうし。
目は高画質化の変化を感じられるけど、耳はもうある程度まで行くと、高音質なものを求めないのかもしれません。
テープシュミレーターみたいに故意にノイズやコンプレッションを付けたりして、温かみを感じさせたりもしますし・・・・