昨日はリハでした。

稲葉の明きちゃんのプライベート・スタジオでやりました(ここ本当にいいスタジオです)。

 

実は3月10日に長谷寺の奉謝会というので演奏いたします。

メンバーは6人。

もちろんGEMBIの31人の中から選んだ6人です。

去年13人+1人で演奏しましたが、その時のメンバーとかぶらないように人選しました。あたしと副リーダーの明ちゃんはかぶりますが……。

 

さて、そんでもってそのメンバーは、

あたし フォルクローレのボンボ、御鈴(オリン)、大太鼓(昨日は使わなかったけど……)

クリストファー・ハーディー パーカッション(昨日つかったのは……アレは何って言う打楽器だろう……?中東系の楽器だと思う)

井出泰彰 キーボード

田代耕一郎 ギリシャ・ブズーキ

庄司さとし バス・オーボエ、ティン・ホイッスル、リコーダー、コーラングレ、オーボエ・ダモーレ

稲葉明徳 笙、能管、龍笛(昨日は篳篥、サックスは登場しなかった)

 

演曲は3月10日のためにあたしが今月2日から速攻で書いた、題名の無い曲。

で、一昨日メンバーにデモと譜面を送ったのだけど、昨日、つまりリハ当日の朝、頭にちょっと面白いのが浮かんできて(映画音楽の怪しい場面みたいな曲)、今回の曲アタマに20小節弱のイントロのような導入部観たいな感じに作って、滑り込みしました。

 

リハ、始まって。。。

その曲の「新しく朝書いた所」に、早速明ちゃんが「よし、ここは笙を入れよう」となり(つまり雅楽の要素を入れるってこと)、それから、スタジオの奥から雅楽の打楽器「羯鼓」を出して来ました。

その演奏方をクリスに先ずは伝授。クリス、羯鼓は初めてさわる。でもアメリカ人なのに、飲み込みが早い!流石。雅楽のルールというかそう言うものを教え、クリスも見事に早速対応。「間」もばっちり。明ちゃんの教え方もやっぱり上手いし。

雅楽の考え方というか、そう言うものを明ちゃんが説明するんだけど、井出君、興味津々。質問攻め(笑)。

 

それから、小さな御鈴があるのだけど、これを幾つか持ってきて、みんなに1つずつくばり、その曲アタマにそれを鳴らす。。リン棒で周りを撫でていると徐々に御鈴がギィ〜〜〜〜ンとうなりだすのです。

これらの小さい御鈴はお互いに共鳴しあい、独特の世界観を醸し出します。因みにこの御鈴は、ある由緒ある、○○家から預かっているもの。

あ、、羯鼓は練習用でやりましたが、それだって、江戸時代のものですよ。本番はもっと凄いヤツを使います。ちなみにクリスは家でも練習するので、練習用をもってかえりました。

 

それから、あたしが使う御鈴は特大のヤツで、お寺のお堂で使ってたもの。これも明ちゃんの持ち物。是に関するエピソードはまたいつかお話しいたします。

御鈴は8回ならすのが決まり。8回と言うのは人間の煩悩の数だとか……。

 

さあ、なかなか良い感じになってきました。この題名の無い曲。これも5月にやる可能性がでてきました。

本番当日はリハの時間をとれるので、そこで更にこの曲の可能性が広がると思います。