SP盤とレコード(Vinyl)は材質の違いから、メンテの仕方も異なります。
レコード(Vinyl)がCDよりも音がいいと確信した話しは書きましたが、メンテをする事で更にいいサウンドで聴けると思ってます。
あたしはCDを、盤を綺麗に保つ為にメンテはしてますが、それでサウンドが変わるとは思ってないです。
中古でレコード(Vinyl)盤、SP盤を買った場合、まずどうするか。
SP盤もレコード(Vinyl)も先ずは洗面所へ行き、ぬるま湯と中性洗剤で洗います。
SP盤の材料である「シェラック」は、アルコールに溶ける性質があるらしいので、アルコールは絶対NGです。
中性洗剤の中には、アルコールを含んでいるものも有るので、洗剤の選び方も要注意になります。
スプレー式の泡の出るやつが楽でいいですね。
盤の上にシャァ〜っと一吹き。それを手で伸ばして、おおまかな汚れをぬるま湯で洗い落とします。
ラベルは?
ラベルは紙ですが、SP盤の場合、その材質によっては、あたしは一度はサァ〜っと洗っちゃいます。
だけど、LPの場合は慎重なります。水を吸いそうなラベルは、水がかからないように洗いますが、一度、水で流す事も有ります。
でもやはり、ラベルを長い時間水に浸けたりはダメですよ。やはり紙ですから。その辺はアンバイを見てやる必要があります。
↑の写真の物ですが、これは水洗いする時に、ラベルを保護するラベル・カバー(SP盤用)です。
あたしはレコード(Vinyl)用とSP盤用のを持ってますが(大きさが違います)、中古で買った盤は、最初はそれなしでやる事が多いです。ラベルも綺麗にしたいですから。。
因みに、レコード(Vinyl)のラベルは、あとでアルコール・タイプのウェットティッシュで拭きます。カビ臭い盤が結構ありますので、、、。
水洗いをすると、レコード(Vinyl)の場合、だいたいの埃やカビはここで殆ど落ちてしまいます。ですが、溝の中のゴミや埃などは、これだけでは落ちません。
SP盤は表面の汚れのみ落ちるだけです。
洗面所の次は、超音波洗浄器にかけます。これは何度か掛けます。
洗面所でのぬるま湯洗いを経ての超音波洗浄、これをやると、その後に洗浄器の底にゴミがたまりますが、特にSP盤の場合は洗面所の後もかなり汚れがたまります。レコード(Vinyl)ももちろんたまりますが、SP盤に比べると可愛いもんです。
さて、メンテはまだまだ続きます。
「え?そんなにやるの?めんどくさ〜〜い!」
そうですよね。究極の面倒臭がり屋のあたしが、なぜかそれを面倒臭がらずにやってるので、あたしの仲間のみんなは驚いてますが、実は自分が一番おどろいているのであります。。。。
今日はこんな所で。では、また、この続きを。