ホワイトバンド 理想と現実の共存
先日、ホワイトバンド が到着したということをお知らせいたしました。写真は彼女の腕です。
本日はこのホワイトバンドについての私なりの意見を発表させていただきます。
まず予備知識として、私は募金やボランティアに対する興味を、ほぼ全く持たない男です(笑
こういうことを堂々と言うのってわりと勇気がいるものですな (`Θ´)ハハハ
ホワイトバンドの理念を私が正確に把握しているかというと、答えは否です。はっきりいって、よく分かりません。
一本300円に対して100円が本当に困っている人を救うために使われるというのは分かる、しかし具体的にどういうお金の使われ方をするのか私は知りません。
しかし、100円・・・ひゃくえん・・・ううむ・・・
百円玉を一つ無くしてしまっても、恐らく私は気づかないでしょう。
商売のお金だったら気づきますが(帳簿があるから)、私個人のお金だったら確実に気づかない・・・
つまり、私にとってはそのような価値でしかない100円というお金が、誰かにとって本気でありがたいものになるのであれば是非とも使ってもらおうじゃねぇか!と考えたんです。
同時に今自分が置かれている境遇に対する感謝の念を禁じ得ません。こんなありがたいことはありません。
ホワイトバンドのサイトによると3秒にひとりの子どもが貧困で死んでいる・・きれいな水が飲めない人は10億人(!)いるとのこと。
こういうことに思いをはせると、私が日常で抱える問題なんてものは大概のことがどうだっていいことばかりです。
全て、些末なことです。
ちびまる子の父、ヒロシが言う通り「人間の生き死にのことと酒のこと以外は、どうでもいいことばっかりだ」と、私も思うのです。
そういった数少ないどうでもよくない事柄がいろんな国で起こっていることを知ってはいますが、私は基本的に関わっていません。
私は私なりに、積極的に関わってこなかった理由を持っていますが、まぁこれは本旨とはずれるのでスルーします。(`Θ´)
しかしそんな私も、ボランティアなどに関わっている方の話をおうかがいする度に、ある種の罪悪感を感じていたのも事実。
ホワイトバンドは私の罪悪感を解消してくれる手軽なツールと言えます。
私は罪悪感を解消出来る、そして実際に恐らく助かる人が増える、八方丸く収まる。
これは個人的な意見ですが、そもそも本当の意味で利他的な行動というものは世の中に存在しないのではないかと思っています。
私がホワイトバンドを買った理由は、誰かが助かるという「だけ」の理由ではありません。恐らく最も大きな理由は、「買うことによって、それで自分の気が済む」ということなのです。
私はこのホワイトバンドを、外出するときはかならず身につけていようと思っています。
全くボランティアに関心を持たない私が、ただ買うだけじゃなくて身につけてみようかと思う理由は、このホワイトバンドが非常にシンプルなデザインだからです。
あんまり言うとアレなんですけど、例えばほら、赤い羽根ってありますよね。
本当に申し訳ないのですが、私はアレを胸に刺して街を歩くことは出来ません。目立ちすぎる。
そして何故か政治家を連想してしまう・・・この点も申し訳ないけどマイナスポイントだ・・・
あの羽根は鶏の羽根を赤く染めているものを使っているのだそうです・・・
ニワトリ・・大丈夫か・・・ハゲてはいないか・・・
ヒヨコの立場から申し上げるとかなり気になるとです。(`Θ´)
その点ホワイトバンドはほとんど抵抗なく身につけていることが出来るデザインだと思います。
私は身につけるものはあまりごちゃごちゃしたのが好きじゃありませんが、パッと見た瞬間、***のマークもさりげなくてかわいいと思うし「あ、ちょっと欲しい」と思わせてくれました。
身につけてもいいと思わせるデザインを用意しているというのは、このキャンペーンが優れている最大のポイントだと思います。
沢山の人に参加してもらいたいと思うのであればそうでないと!!ポップじゃないと!!
そうであってこそ、私のように関心の薄い人間を巻き込んでいくことが出来るのだと思います。
このホワイトバンドは、当然ながら製造原価や輸送などの経費がかかっています。無料ではありません。
先ほど申し上げた通り実際に困っている人に渡るお金は100円に過ぎませんし、だいたい私はこれをネット販売で注文しましたが
二本セットの代金 600円
送料 420円
ヤマト運輸・・・うはうは?
まぁヤマトさんにはいつもお世話になっておりますので文句はありませんが、本当だったら1000円を私が寄付するほうがよっぽどいいに決まっています。
ホワイトバンドを買うよりは、シンプルに1000円を寄付したほうが沢山の人が助かります。
しかし私は、この白い輪ゴムが果たす最大の役割が「広告」であると思っています。
これを身につけて外出する私は、デコに「募金!」と書いて街を歩いているようなもので、それを見た人が私と同じようにこれを買ってみようと思う可能性はゼロではありません。
もしホワイトバンドをしている人をみかけて同じく参加した人が世の中に沢山増えたとしたら、私がこれをして外出する意味は大きいでしょう。
赤い羽根と同様に、参加者を広告活動に参画させるという機能を考えると、ある程度の製造原価をかけて行う価値はあると考えています。
「そやけど、これ、わざと入手しにくいようにしてるんとちゃうかなあ、って気もしています。」
って仰ってたんですよね。うほおおこれは興味深し!!(`Θ´)
本当のところはどうか分かりませんが、もしそうだとしたらこれはおもしろい話だと思います。
いろんな問題はあるのでしょうが、私なんかから見ると非常に清廉潔白で無骨なイメージのたぐいのキャンペーン。そこにマーケティング理論が応用されているのって非常に興味深いじゃないですか。
有名人をCMに起用したり、デザインを万人受けするものにしてみたり、なんとなく夢と現実、理想と合理主義がバランス良く共存しているような気がします。
私はこうした極端に偏らないバランスの取れた物が大好きで、商売人の私としては「うわーこれはやられた。参りました。」というような気持ちで参加しているんです。
ものすごく真面目に作って一般人は蚊帳の外で取っつきにくいものよりも、どうせだったら一人でも多くの人に参加してもらおう・・そういう意図が読み取れます。合理的や・・・
今まで関わってこなかった人を巻き込んでいくインセンティブ(誘因)をとっても上手に、しかも沢山用意している。
とにもかくにも、この資本至上主義の頑固な私を参加させたという点で、ホワイトバンドが非常に優れたキャンペーンであるということは疑いありません。
それと、私はこのホワイトバンドを大切に扱う必要は全くないと思っています。
いじくりまわして、興味がある人にも触ってもらってあっという間にイエローバンドになってしまうくらいの勢いで粗末に扱えばいい。
そしてぶっ壊れたらまた買えばいい。
こんな時こそ世界に名だたる消費大国の底力を見せてやろうじゃねぇか!くらいに思うわけです。日本人を甘く見るなよ!
ということで、私と彼女は先陣を切ってホワイトバンドを粗末に扱ってみたいと思います。
まず・・・
これは私が考えた
オバQ
上出来!
次に、彼女が考えた・・・
工
工業とかの「工」ですね。
うぬぬぬ、凝ってるな・・・・
そして最後も、やっぱり彼女が考えた・・・
洋なし
よ・・・洋なし・・・(`Θ´)
二人して1時間くらいはこうやって遊んでいました。どうですか、粗末に扱っているでしょう。
洋なしのあたりになるとネタも尽きています。
ちなみにこの後はナス、キュウリ、ニンジンと繋がっていったのは言うまでもありません。
ねじったりまるめたりしていろんな形を作りましたが、スーパーインドア派の地味なカップルらしい一時を過ごすことができました。



