日本語のテーマソングとオーセンティックなメリケン人
こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?
昨日の晩ご飯はトンポーロー(中華風豚の角煮)でした。
実は今回、初めて八角(スターアニス)という香辛料を使って煮込んだところ、相当本格的な仕上がりになりました。
ぬああああなるほどーーーーー!!!アイガリッ アイガリッ!!
そして自分で使ってみていろいろ気づいたことがあります。たとえばマンチンロウのチャーハンって八角がちょっと使われてるな・・・・
この独特の香り、苦手な方もいらっしゃるようですが、私はかなり気に入りました。おもしろい!
もう一品は得意技のてんこ盛り麻婆豆腐。
だいたい月に1回か2回は作っている我が家の定番料理です。
私には、外国人の友人が何人かいます。
どいつもこいつも今どこでなにやっているかよく分かりませんし、もし私と連絡を取りたいと思ってもきっと難しいでしょうから、もしかするともう一生会うことはないかもしれません。
私は大阪にいたときに、留学生の音楽イベントでテーマソングを作曲したことがあります。
例年のテーマソングは英語の歌詞で作曲していたのですが、私はそこで敢えて日本語のゆっくりした音楽を作りました。
実は、この時私は生まれて初めてまともに作曲をしたんです。
当時私がなりたかった職業はプロのギタリストだったので、作曲を依頼されてかなり困ったものですが、これはチャンスだと思って徹夜しまくりで期限ぎりぎりに完成させました。
期限当日・・・・担当者の留守電に歌を吹き込みました。
テープを作って、持っていく時間がなかった(笑
そんなわけで非常にどたばたーーっと作った音楽でしたが、レセプションでそれを参加者に聞いてもらった手応えはかなり良いものでした。
なんと、私が歌うこの曲を聴いて涙した人がいたほど・・・・
その時は気づきませんでしたが、一人の中国人の女の子が泣いていたという話を後で聞かされて強烈にびっくりしました!
ハーーーー!???
私、これ生まれて初めて作った曲やし、それに中国人やろ?みたいな。
だいたい、私は音楽を聴いて、感動はしても涙が出てきたことなんか一回もないのに・・(笑
自分の曲なんて「ああ・・あんとき辛かったなぁ・・徹夜だったなぁ」くらいしか泣くところがないとです。
私にしてみれば、「なんで泣けるん?どこで泣けるん?」という感じ・・・
とにかくその話を聞いて、有り難すぎてこっちが泣きそうになりましたよ。
この事件がなかったら、私は作曲家を目指すようになっていないと言っても過言ではありません。
音楽というものの影響力を強烈に実感しました。
まぁ、既に夢破れちょりますから、あんまりかっこいいエピソードじゃないけど(笑
それに未だにこの曲よりも「イイ」と自分で思える音楽を作ったことがないあたり、かなりショボいのですが・・・・要するにビギナーズラック。
私はこのイベントで、強烈なアメリカ人と知り合いになりました。
彼の名前はテリー。
見た目は「いかにもアメリカ人!」という感じの男です。プロレスラーみたいにでっかくて、髪の毛金色で目が青い。
シャツはチェックのネルシャツで、当たり前のようにGパンといういでたちです。
テキサスの農場でトラクターを乗り回してそうな・・・そんなオトコ。
そしてとにかく明るい・・・・ていうかテンション高い。
テリーは私が作ったテーマソングを褒めちぎりました。
「あなたの歌はさいこうですねぇ~ん。去年までのテーマサングわぁイングリッシュだたけどアホか○×にょあkdj」
テリーは日本語があまり上手ではありません。
要するに彼は、例年の英語の歌詞のテーマソングはあんまりよくなかった。日本人が作詞しているから変な英語の歌詞になってしまっているが、あなたの作った曲は日本語だし、メロディーも最高だ!と言っているのです。
確かに、先ほど申し上げたように参加者には中国人なんかがいて、英語圏の人ばかりじゃありません。
それにみんな日本に勉強しにやってきているんだから、日本語の歌を覚えてもらったほうが絶対イイ!!と思うんですけど。
私はそのあたりのことを考えて、平易な日本語で歌詞を作りました。
テリーは私の意図をしっかりと理解してくれていて、私のことをとても気に入ってくれました。
つーか、どうやらテリーは前年の作曲者に歌詞の修正を申し出てそれを却下されてカッとして作曲者をぶん殴ったんだそうです(笑
おいおい・・・・ミュージシャンなんてあまねく虚弱なんだから手は出すなよ・・・(笑
まじでこんな大男に殴られたらたまったもんじゃないだろうな・・・・同情の念を禁じ得ません。
テリーは熱血漢!とにかく熱く語ります。
しかし日本語はむちゃくちゃです。
ある日、テリーから電話がかかってきました。
「こんばんわーこんにちはぁー。今暇ですかというよりも来週バンクラプトの歌、二人でギター梅田の地下ねー!!焼鳥屋がうちに遊びにきませんかーー?」
こんな感じです。
わかるか!!!アホ(笑
テリーはこの時酔っぱらっていました。
シラフでもなかなか理解するのに時間がかかるのに、時々英語が混ざるし・・・・しかもこれマシンガントークなんですよね。
全然こちらはしゃべらせてもらえない(笑
「テリー、ちょっと落ち着いてぇやー」
「ごめんなすぁーい。私の日本語があlksじおえじょふぃj」
それでも私は、外国人の話す日本語を聞き取るのがかなり得意です。これは数名の外国人にかなり有り難がられた特技。
テリーがいいたかったことは2点です。
・ とてもおいしい焼鳥屋があるから一緒に行こう
・ 梅田の地下街でバンクラプトをやろう
バンクラプト・・・・聞き取れているかあんまり自信がないんですけど、とりあえずテリーは私と二人で弾き語りをやりたいって言っているようです。
ギターのケースを開けて、二人で歌を歌いまくって小銭を稼ごうじゃないか!
私はミュージシャンを目指していましたが、弾き語りはやったことがありません。
ていうか、練習とかどうするん?
テリーはそこらへん、完全にスルーなのです。テキトウにやろうって・・・・(笑
大物や・・・・・漢(オトコ)や・・・・
実際この2つの案件は二人で実行しましたが、長くなりそうなので続きは明日とさせていただきます。

