最初に誰に習うか | 複雑系レトリック~自営業白書~

最初に誰に習うか

エビホタテウニソース


こんにちは。税関が大嫌いな複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。おげんき?


昨日の晩ご飯はエビとホタテのウニソース!!


白ワインの蒸し汁をベースにして、練りウニを混ぜて生クリームで仕上げたソース。こないだ買ったレシピブックに載っていたのですが、これはかなりイケてます!簡単だし。


 

さて、昨日の記事では皆さんが一緒になって怒って下さったり、アドバイスして下さって本当に嬉しいです!この歓喜愉悦をどう表現したら良いのでしょう!

本当にありがとうございます。




さて、本日は続きです。よろしくおつき合い下さい。


彼女の上司は皆さんのご高察の通り、嫉妬のために相手を認めることができないでいると思います。

しかもこれを自分で自覚していて、彼女に「グチ」という形で表現してしまっているところがタチ悪い


この人物の最大の問題点は基本を知らない点にあると私は考えています。

だから毎度毎度、バクチ打ちのするような危うい仕事をするハメになるのです。



ものごとを習得する上で私が最強に大事にしているのは繰り返し練習ですが、もう一つ、とても大事なものがあると思っています。


一番最初に誰に習うか!


私は物事を習うときに、誰に最初に教わるかをとても重視しています。
はっきりいって、最初の師匠がその人の器の大きさに直結するとさえ思います。




はじめてプログラマーの仕事をしたときに、私はMさんの部に配属されました。

Mさんは誰もが認めるスーパープログラマー。そりゃすごい人です。

100人プログラマーがいたら、私はトップ5に入ると常々申し上げていますが、なんで1番じゃないかという理由がここにあります。
この人には一生かなわない・・・Mさんはそう思わせるようなすばらしい技術者でした。
(100人中そういう人が3~4人はいるものだと思います)


彼の部下であった間はずっと「私はMさんの弟子だ!」という自覚を持って仕事に取り組み、すべてのことを彼から教わり、盗み、吸収しました。


その代わりに私も有能な弟子であった自信があります。

一度聞いたことは二度と聞きませんし、完全に体得するまで繰り返し練習をします。





ある日私はMさんと一切関わりのない、外部の仕事を担当することになりました。
つまり、プログラマーとしてはじめて彼のもとを離れたのです。腕試しみたいなもんですね。


私は外部の実情を知って驚きました。


なんだこれは、よくこんなんで金もらってんなぁ。




それはそれはひどいものです。アメブロのシステムと同じくらいひどいものでした。
スケジュール管理はお粗末で、いつも鉄火場のような危うい状況。

間に合ったら、ラッキー!そういうノリですよ。

挙げ句の果てには「予定は未定」とか平気で言い出す始末です。

予定というのは予め定まると書きます。これは約束なの!仕事なの!



そしてこの部の人たちはみな、残業美徳と考えていました。
遅くまで大変な仕事を、いかにも大変そうにやるのがかっこいい!!そう考える人ばかり。


彼らに不足していると感じた点は

 

・ 約束(予定)は必ず守ること 守って当たり前ということ

・ 守れない約束(予定)はしないということ

・ 残業は利益を削り取る必要悪であるということ

 

こんな所でしょうか。これらは私にとっては社会人としての基本です。




ちなみに外部といっても同じ会社内です。どうしてこんなに文化が違っているのか、最初は理解出来ませんでした。
この部の人達がとりたてて頭が悪いわけじゃないのに、どうしてみんながみんなこんな無茶苦茶をしているんだろう。


よくよく観察してみるとその原因はリーダーにあることが分かりました。


部下はみな、彼(リーダー)の後ろ姿を見て、真似をしているのです。


特に新入りの時点でこのリーダーについた人たちは、自分たちのスタイルに疑問さえ持っていません。




【三つ子の魂百まで】

幼時の性質は一生変わらないものだということ。




彼らにすり込まれたリーダーの哲学は根深いものです。


彼らは私を見て・・

「なんでそんなに出来るの?」

といいます。その原因は最初に師事した人の違いによるところが大きいのです。



私は技術者としての基本はMさんに教わりましたが、私の彼女が基本を教わったのも同じ人です。だから彼女も非常に有能な技術者。
よく二人で

「最初にMさんに習ってよかったよねー」

なんて話をしていますが、もし別の社内の人に教わっていたらと考えると、結構ゾッとします(笑



コンピュータの業界には、10年近く業界にいるのに本当に基本的なことがわかっていない人たちがゴロゴロしています。


昨日お話させていただいた彼女の上司は顕著ですが、彼らがその基本的なことを習得するのは非常に難しいと思います。

なぜなら、経験10年の人間にそういったことを教えようとする人はいません。
新人さんに教えるのとはわけが違います。
(実際チャレンジしたことのある人であれば、これがどんなに大変な作業かお分かり頂けると思います)


つまり、自分で気づいて、既存の価値観をひっくり返すというとっても勇気の要る作業をしなければなりません。


無理じゃないけど、とても困難だと思います。




私は武術を習っていますが、道場でもやっぱり同じようなことが起こっています。


他の道場に長くいた人は、なかなかその癖が抜けないんですよね。


私は高校の時に空手をやっていましたが、それからしばらく武術に触れていないこともあって、比較的すんなりと覚えることができます。

先生はむちゃくちゃ強いし教える技術も一流だと思うけど、それでも癖のある人はついていけなかったりするんです。




私たちは良くも悪くも、最初に得た情報にかなーり影響を受けていると思います。


そして最初の情報を左右するのは運の善し悪しかもしれません(笑


もっと言うと「出会い」が左右するんだろうと思うんです。