サクラサク その時歴史は動いた | 複雑系レトリック~自営業白書~

サクラサク その時歴史は動いた

私には妹が2人います。一人は今年27歳 もう一人は25歳です。
二人ともなかなか強烈なキャラで、三人兄弟 結構仲良しです。
長兄(ラオウ)である私は現在自営業者、一番下は事務職に就いています。そして真ん中の妹大学生です。




一昨日、この大学生をやっている真ん中の妹から電話がありました。

「兄ちゃん、お金かして。6万円」

結構こういうことがあります。私は以前から「人から借りるなら俺に言え」と言い放っていた手前、そうムゲに断ることもできません。それに妹はなんだかんだ言って分割しながらでも最終的にはちゃんとお金を返すので私としてもそんなに心配していません。


インターネットですぐに振込み完了し、前々から聞きたかった核心を突きます。

「おまえ、今年卒業できるん?」


そうです、実はこの不肖の妹、もうかれこれ7年も大学に行っているのです。院とかドクターとかじゃないですよ。
7回生の4年生。相当トホホな女です。


私の実家はナイス貧乏な家ですから普通の人の倍近く学費を払うのはかなりつらいです。私も2回ほど援助したことがあります。
そんなわけで妹は「家族のみんなに迷惑をかけている」という意識を持っています。
私にもこういう心理状態は経験がありますので良く分かりますが、申し訳ないし、自分のことを責めたくなるものです。
しかし私の家系は基本的に楽観的なので、芯の部分ではたいして気にも留めていません(笑。
私も含めて根本的な部分はとてもオメデタいのです。


妹は実家からの仕送りもほとんどゼロですので、アルバイトが忙しいという事情もあります。生活費を稼ぎながら学校に行っているわけですから多少のことは目をつぶってやろうという気になるものです。
それにしても7年は少々エゲツナイものがあります。



そんな妹。卒業できるん?崖っぷちよあんた。

妹 「うん、今から結果見にいくんちゃー」


よく分かりませんが、卒業できるかどうかカカっている試験の結果をこれから見に行くらしいのです。結果が分かったらすぐに連絡しろと伝えて電話を切りました。

ものの1時間くらいでメールが来ましたよ。


「サクラサク。お釣りナシ。」


サクラサクは微妙に使い方を間違っていると感じながらも、これはつまりOKだったということですね。
お釣りナシっていうのはつまりギリギリセーフってことですね。
首の皮一枚残して見事卒業となりました。アーヨカッタ



その後チャットソフトを使っていろいろと事情を聞きました。
もともと興味なんか全然ないくせになんの脈絡もなく法学部を選択した、いろいろ法律の質問をしてみたところで「さすが」と思えるような答えを一度も返したことがない

そんな妹が昨日ばかりは「ニワカに法律が好きになった」などと寝言を申しておりました。よほど嬉しかったと見えます。

7年も通っているのに何故かギリギリの妹にはどうしても落とすことが出来ない単位がありました。試験・レポートともにがんばったわけですが、出来映えに不安があったようです。
そこで妹はその授業を担当している先生の所に行ったわけですね。


妹曰く「そりゃもう片チチ見せてもいいぐらいの覚悟」です。

いもうとよ・・_| ̄|○


まぁしかし、ここは絶対に退いてはいけない局面!食らいついてなんとか単位をもぎ取ろうとします。

先生は「今までどうして留年していたのか」と質問します。しごくもっともな疑問です。
そこで妹は臆面もなく「バイトです」と言い放ちました。


妹のアルバイトはちょっと特殊で、音楽関係の作業をしています。私も含めて、兄弟は全員音楽が得意です。中でも最も才能を持っている真ん中の妹は、それを使って日銭を稼ぐ生活をしていました。

そんな話に花が咲きます。つまり先生がこの話題に食いついてきたわけですね(笑 シンプル-

おもむろに先生はモーツアルトの譜面を取り出し、妹に見せます。妹は堂々と「ああ、悲しいメロディですね」と答えます。



さてテレビの前の皆さん、ついに今日の「その時」がやってきました。



先生 「そうか、君はこれがわかるか!じゃあもうレポートはいいよ。そのかわりこれをちょっと歌っておくれ」


レポートはいいよって セ・・先生・・・_| ̄|○


妹 「ララララ~♪」


これで妹は晴れて学士様。大学ってテキトーな所ですね。一応国立なんですけど(笑

妹はとても外向的なキャラクターなのですが、年齢的に友達が出来にくいという事情があるようです。
考えてみれば、せっかく作った友達はとっくの3年前に卒業しているわけですから当然かもしれません。さもありなむ。

いろいろと各学年の学生にもお世話になって獲得した学士!妹が接する人たちは主に18・9の子達なのです。
妹から見ると彼らは7つも8つも年下なわけですから、ジェネレーションギャップがあって当然です。



しかし、



なんと、男の子が北斗の拳を全然知らないというではないですか!
これは由々しきことです。奇しくもつい最近、北斗の拳は教養であるという記事をアップしたばかり。

男の子のバイブルだと思っていたのに!!!

もしかしてアベシとかヒデブとか言っても全然分からないんですか?アタタタタとか言っても、おまえはもう死んでいるとか言っても普通に引くだけなんですか?「アー息をするのもめんどくせェ」とか言ってもなんのことか理解できないわけですか?


お兄ちゃん、ちょっとメランコリックな気分になっちゃいます。


確かに私もつい半年ほど前、自動車教習所に通っていましたので多少理解できます。18歳の男の子とちょっと話す機会がありましたが、なんだか初恋の時のようなモジモジした気分になりました。

あ、話題がなくなっちゃった、話題話題話題ワダイワダイ アー話題がないワ みたいな。


そのような環境で1浪3留の憂き目にあったがやっと社会に出ます。こんな状態ですから、当然のように就職は決まっていませんが、とりあえずフルタイムでアルバイトすれば食うには困らないようです。
まぁこの食うに困らないというのも考え物ですけどね。

昨日は母とも電話をしましたが、まさに安堵のため息。やっとこれで子供達全員が金のかからない存在になりました。
私も散々迷惑をかけていますので妹ばかりを責めるわけにはいきませんが、本当にお疲れ様でした。





<豚の角煮 レシピ>

材料 豚バラかたまり 青梗菜
調味料 しょうゆ オイスターソース こしょう 砂糖 豚肉ゆで汁 塩 味の素 酒 ごま油

この中華風豚の角煮は絶対いつかやりたいと思っていた料理です。高校の時にアルバイトをしていた中華料理屋で、この料理のなんとうまそうに見えたことか。今回は煮込みは少しシロウト臭い感じで肉の固さが残りましたが、たれは結構リアルに出来ました。

まず肉の表面に醤油をぬります。油をひいたフライパンでグオーっと表面に焼き色を付けます。表面だけでいいッス。
そんで肉が浸るくらいの水で2時間煮込みます。とりあえずここまで出来たら肉を取り出して冷やしてください。
肉はこの状態で保存できます。どんくらい保つかわかりませんが、冷凍庫に入れるのもアリかと。

つまりここまでは下ごしらえ、これからが本番です。

さました肉を切ります。
さきほどの煮込み汁を鍋に入れて(2カップくらい)調味料(ごま油以外)を全部入れます。お肉を入れて1時間煮込みます。
最後にごま油をまわしかけ、お肉を取り出してください。
鍋の煮汁に水溶き片栗粉を入れてとろみづけ。最後にお肉にまわしかけて完成です。
結構時間かかりましたが、なかなかうまかったです。オススメ。





<適当中華丼 レシピ>

材料 なんでもあり
調味料 スープ 味の素 塩 胡椒 酒 しょうがみじん

油でしょうがみじんを適当に炒めます。香りが出たらOKです。
材料を全部ぶちこみ、適当に火を通します。酒を入れてアルコールを飛ばします。
スープを入れて調味料を全部入れます。
最後に水溶き片栗粉でとろみをつけて完成!ごはんにかけて食べました。