鼻からスギが生えてくる日
もう誕生日ネタはつきました(ハヤ今年はなんせものすごい勢いで花粉が飛んでいるんだそうですよ。例年の倍!飛散の少なかった昨年と比較して30倍というどえらい予測になっています。
ここまでくると鼻の穴からスギが生えてきてもなんら不思議ではありません。
幸い、私は花粉症ではありませんが、私の彼女はもう10年も花粉症とお付き合いしています。
九州で育った私にとって、花粉症というのはそんなにポピュラーではありませんでした。
少ないながらも花粉症の方はいましたが、なんか都会的な病気だしむしろ「かっこいい」などと不謹慎なことを思っていたものです。
関東に来たのが20歳のときですが、あまりの花粉症率の高さに驚愕しました。感覚的に、半分くらいの人が花粉症なんじゃねー?くらいに思ったものです。
そもそも花粉症の原因となるスギやヒノキは戦後の過剰な木材需要を満たすために植えまくられたものです。雇用対策という意味合いもあったと言われているこの異常な植林は、里山の広葉樹を伐採したうえで成長の早い針葉樹を植えるという過激な方法。つまりとても不自然です。
その時植えられた針葉樹がみんな一斉にオトナになってしまったもんで同時多発的に花粉症が発症し、今ではすっかり国民病といわれるようになってしまいました。
私の彼女の場合はそんなに重度の花粉症ではありません。ひどい人は涙がでたり頭が痛くなったりボーっとしたりします。
そしてこの状態が3ヶ月くらい続くわけですね。
12ヶ月のうち、3ヶ月、つまり人生の1/4を花粉症に悩まされている人は決して少なくありません。
これ相当損してますよね。いやほんと、大変だと思います。
そして今では5人に1人が花粉症だっていうんだから驚きです。
国として、これってオッケーなんですかね?いや、そうとう大問題ですよ。
花粉症のせいで国内総生産成長率が0.6ポイント押し下げられるという研究もあるほどです。成長率0.6ポイントっていったら相当な規模です。
どうやら最近は花粉を出さないスギが開発されたりしているようです。うーんなんかまだるっこしい。
花粉症は一定量の花粉を吸い込むと、誰でも発症してしまうという話を聞いたことがあります。つまり誰でも、いつでも花粉症になる可能性があるということです。
もっと言うと、この話が正しいとしたら「生きていればいつか必ず花粉症になる」わけですよね。
そして病気の根本に「免疫」という自分を守る機能が関連しています。守る機能が暴走するというこのジレンマ。
来る きっと来る きっと来る
こういう真綿で首を絞められるような病気は本当に怖いです。
花粉症を持っている皆さん、くれぐれもお大事にしてください。
私の防衛機能のリミッターが外れるのはいつのことでしょう。そんなわけで今年はなるべくインドアで春を過ごします。(←例年通り)。