ハンバーグと母 | 複雑系レトリック~自営業白書~

ハンバーグと母

ハンバーグ、こないだ成功しましたが「もしやただのマグレなのでは?」と薄く疑問を持っていましたので再度チャレンジしました。

いや、もう完璧!!満足!!

前の奴よりおいしかったです。ハンバーグって普通手でこねると思うんですが、最初はそれを知らずに木べらでつぶし混ぜるという感じで作りました。ところがそれがイケてるんですよ。ですので今回も木べらだけでやりました。
最後はラップで包んで左右の手でキャッチボール。中の空気を抜くんだそうです。

パンもうまく焼けました。もう二度とモチを作ることはないでしょう。




今日はちょっと私の母の話をしたいと思います。




これが私の母上様です。どうですか、なかなか頼りがいがありそうでしょう

母は沖縄で生まれ育ち、18歳のときに就職のために上京しました。
当時沖縄は返還前、ということは私の母は上京するためには、なんとパスポートが必要だったのです。車は左右反対を走りますし、ドルが流通していたそうです。


そして勤めた会社で父と出会いました。父は母をスキーに連れていったりしたそうですが、沖縄育ちのため雪を見たことのなかった母はスキーそっちのけで必死こいて雪だるまの製造に熱中していたそうです。ちなみに今でも沖縄には雪を見たことがない子供が沢山います。
雪って、実際生まれてはじめてみたら感動するでしょうね。テレビで見たり、話には聞いていても他に同じようなものがありませんからね。

父に言わせると、私の母は若いとき結構美人だったそうです。
私や妹ははっきり言って半信半疑でそれを聞いていました。「へーそうなん?」くらいのもんです。
まぁ頼りがいはあるけどそんな「美人」っていう感じではありませんでした。ただ、いつもニコニコしていて相手に警戒感を抱かせない、感じのいい人物ではあります。


私は2年ほど前からこの「若いときの写真」というものを見たいと思っていました。実家に帰って探しもしましたが、そんなに若い頃の母の写真はなかったのです。母に言わせると沖縄の実家にある、という話でした。


つい先頃、沖縄のおばあが亡くなったので、母はひさしぶりに実家に帰省しました。どうやらその時に、私との約束を覚えていてくれたようです。


九州の実家に住んでいる下の妹からメールが送られてきたのは先月末のことです。妹は母が沖縄から持ち帰った写真をメールの添付ファイルにして送ってくれたんですね。
しかし、その添付ファイル(写真)のファイル名は


「詐欺1.jpg」


さ・・詐欺って、あんた・・(笑)
しかしそこに映っていた写真は、確かに私にとっては衝撃的なものでした。

さて皆様、刮目してご覧アレ。ビホーーぅ






















「えーと、、えーと、どちら様?」

これ誰よ!誰なのよ!一体誰なのさ!



実はこれが、母が結婚する直前の写真です。だっこされているのは私ではなく、母の姉の子供、私の叔父にあたる人です。
私と、妹達は一瞬にしてこれまで父がことあるごとに言っていた言葉の意味を知りました。そしていつもいつもグチグチ同じことを言う理由も完全に理解しました。

冷静に考えたら確かにこの人物が



こうなるという予想は恐らくジョージソロスにもジムロジャースにも出来ないでしょう。

確かに我が母親ながら結構美人だと思います。父はきれいな嫁さんを貰ったんですね。当時は体重も43キロくらいだったそうですよ。

先日母に電話しましたが、私が最初に言った言葉は「これはどういうことなん?」でしたね(笑。

ちなみに現在の母は顔をぼかしていますが、昔の写真はそのままイキました。
はっきりいって、今の母を知っている人がこれを見たとしても絶対に同一人物と判断できません。ですから普通に顔出しでも全く問題ないと判断しました。

現に私の彼女はこれまで何度も母に会っていますが、この写真を見た最初のリアクションは

「・・・・・・・」

でした。
次に

「誰だって?」

でした。いや、そりゃそうでしょうよ。家族である私でさえ、ぎりぎりセーフで母と分かる範囲です。

母が現在の体型になったのは、どうやら私のせいのようです。つまり私が母のおなかにいるときにものすごく栄養を採ったんですね。
今ではあまり聞かなくなりましたが、確かにちょっと昔は「あんた、二人分たべときなさい」とかいうセリフをよく聞きました。
私の母は非常に素直ですので、おとなしく二人分食べたようです。

私が生まれても覆水盆に返らず。彼女と二人で「怖いねぇー」とお互い目を見合わせたのでした。





<ハンバーグ レシピ>

材料 合い挽き肉 トマト タマネギ パン粉(多め) 卵

調味料 胡椒 牛乳 オリーブオイル(少々) ナツメグ

ソース デミグラス トマトピューレ レモン汁 蜂蜜 バルサミコ酢 コンソメスープ


まずタマネギをみじん切りにして炒めます。なんか以前私、きつね色とか言ってましたがそれは揚げ物ですね。すいません。飴色です。でもやっぱ飴色っていわれてもいろいろあるしなー。
とりあえず飴色になるまで炒めてください。焦がしたらだめらしいです。

あら熱をとったタマネギをボールに入れて、挽肉、パン粉、牛乳、胡椒、ナツメグ、オリーブオイルを入れて混ぜ混ぜします。木べらでも良さげな気がします。

ちなみに昨日のソースはちょっとあっさり目にしたかったのですが、とろみが欲しい場合は飴色タマネギを少し残しておいてソースに入れておくといいと思います。どっちにしても量が1/3くらいになるまで煮込むと、そこそことろみが出ます。タマネギが入ってるともっと出ると思います。

ハンバーグは強火でグオーっと焼きます。表面を少し焦がすのは、肉を変質させて肉汁を閉じこめるのが目的ですので最初からトロトロやってしまうと全部外に逃げると思います。ですので最初は強火で。
両面を焼いたらトマトを切り口を下にして同じフライパンに起きます。蓋をしてハンバーグの中に火が通るまで焼いてください。

ハンバーグを焼くと鍋が結構汚れますが、これがとてもうまいのでソースに入れてください。捨てたらいかんとです。