チャーハンは格闘技だ! | 複雑系レトリック~自営業白書~

チャーハンは格闘技だ!

昨日のお昼ご飯はチャーハンでした。例のチャーシューを使っていい感じのフレーバー!アウーン

あーでもちょっと写真写り悪し!カメラ写り悪し!クヤシイ。


私はチャーハン得意なのですが、中華鍋をいちいち出すのがめんどくさいんですよね。中華鍋って洗うのも大変ですし、なんとかならんもんかと思います。
でもやっぱ強火で表面を焦がして香りを出す中華にとって鉄鍋は必須です。特に家庭用コンロは火力が弱いので熱効率のいい鍋を使うべきです。


ここまで言っておいて何なんですが、昨日は普通のテフロン加工フライパンチャーハン作りました。ナンダヨオイ (笑


私が唯一雄弁に語ることができる料理!生まれて初めてのアルバイト先でまかないを作ったりしていましたが、私はチャーハン担当でした。プロに教わっているので結構自信があるのです。

詳しい作り方は後で書きますが、チャーハンを作るときは基本的に全て強火です!休む暇はありません!
腕が疲れても鍋をまわし続けます。食欲を満たすためなのにものすごいストイックにトレーニングをしているようなもの。


そう、チャーハンは格闘技ですよ!奥様!




てなわけで本日は格闘技のお話をいたします。格闘技というか武術です。

私は武術を習い始めて丸6年になりました。

パヤパヤ 早6年。


命をねらわれた時に不利になりますので、流派は明らかに出来ません(←コレ カッコイイ)。ここでは一般的なお話を致します。


恐らく武術で最も大事なのは間合いです。間合いというのは相手と自分の距離を指します。

力が強い、スピードがある、よけるのがうまい、反射神経がいい、いろいろ傾向はありますが、間合い感覚を先天的に持っている人は他の技術レベルが低くても十分に強いのです。


そもそも、自分の手や足がどの距離まで届くのかというのは、特に訓練していない人はなかなか分からないものです。

「そんくらい分かるよ」って思った?思った?

そうですよね。自分の手足のことだから自分が一番よく知っていると思うのは当然です。
しかし、はっきり言ってこれを正確に知るには技術が必要です。自分の手足がどこまで届くか、ほとんどの人は知りません。これはとても重要なポイントです。


もう一つのポイントは、相手の手足がどこまで届くのかを知る技術です。


自分のことだって分からないわけですから、相手のことを知るのは至難の業。
相手の間合いを知るということは言葉を変えると「自分が今どこにいるのか」を知ることでもあります。
相手の間合いの中は原則「危険エリア」となります。危険エリア内ではいつ攻撃されてもおかしくありません。

そして危険エリアに入るのは避けるべきです。当然ですよね、危ないですから(笑


しかしここでとってもモワワーンジレンマに襲われます。


相手の間合いには入りたくないが、自分の間合いには入ってもらいたい

こちらもあちらもお互い同じ人間なわけですから、間合いというのはたいして変わりがありません。これは困った。



ちなみにこの話はコミュニケーションでも同様のことが言えるんだなーなどと思っている昨今。

コミュニケーションにおいては言葉が一つ一つの技にあたります。私たちは知らず知らずのうちに相手との間合いをはかっています。そして自分にとって安全な距離にいようと勤めます。



例えば、とりあえず挨拶しますよね。

「はじめまして。」


もし相手が無視したらどうしますか?かなり構えますよね。そして距離を置くはずです。つまり間合いを多く取ることになります。


それでは逆に「オイーーーッス、ヨロシク哀愁!」とか言われたらどうしますか?
まぁこれは結構人によるでしょうけど、中には突然のくだけた挨拶にコロっと油断して心を許す人もいるでしょう。私はこんなサムイこといきなり言われたらかなり間合いを詰めるタイプです(笑。


間合いを見誤ると自分が傷つく可能性があります。触れられたくない部分にまで踏み込まれて嫌な思いをするかもしれません。
そして同様に相手を傷つけてしまう可能性もあります。つまり、間合いを見誤り相手の傷をほじくるような一撃を与えてしまうこともあり得るのです。

このように私たちは無意識に間合いをはかりながらお互いが傷つかない距離を保っています。
そしてこの作業は人間関係を円滑にする上でものすごい大事な技術です。
これは自分のためでもあり、相手のためでもあります。

ハリネズミのジレンマっていうお話があります。とても愛し合っている2匹のハリネズミが、出来るだけお互いの近くにいたいと思うのですが、近寄りすぎると相手を傷つけてしまいます。でも近くにいたい。ぬくもりを感じていたい。


人間はハリネズミだと思います。言葉というハリを持っています。

相手を傷つけずに、ぬくもりを感じる距離

そんな距離を見つけるためには間合い感覚を研ぎ澄ます必要があります。そして常にこの感覚を鍛錬していきたいものです。


ところで先ほどちょっとお話した

相手の間合いには入りたくないが、自分の間合いには入ってもらいたい

という問題点、これにはとてもナイスな解決方法が存在します。これは武術の話なのですが、コミュニケーションにも通じるものがあります。
また機会があれば間合いの奥義について書きたいと思います。




<チャーハンの作り方>
中華鍋を熱する。それこそ煙が出るくらいまであたためます。
多めの油を入れて鍋をさーっとまわして全体にいきわたるようにします。
中華鍋の中央にざっくりといた卵を入れます。熱していますからけっこうぶくぶくいいますよ。これでいいんです。
だいたい5秒くらい放置するとかなり卵の表面がかたまります。ささっと卵をほぐして下さい。

ここまでのプロセスは全て卵が鍋にくっつかないようにするために行います。これをさぼると台無しになります。はっきりいってここまでが一番難しい。これさえうまくいけばあとは難しくありません。


さて、ほぐした卵の上からヒヤメシをぶち込みます。あったかいご飯はダメです。べちゃべちゃになります。
ヒヤメシも入れる前にスプーンなどでざくざくとほぐしておいてください。
ご飯を鍋に入れたら鍋を振って卵が焦げないように混ぜてください。

ネギ、にんじん、チャーシューをそれぞれみじん切りにしたやつを入れます。鍋を振りまくります。アドレナリンを大量放出させてください

鍋を振っている途中でスープを少し入れるといいです。これをすると表面がぷるぷるします。うまそうに見えます。
最後に鍋肌から醤油を入れてざっと混ぜて出来上がり。醤油を鍋肌から入れるのは香りを出すためです。っていうか醤油は香り付けのために入れるんです。味付けじゃないです。