速読 途中経過 | 複雑系レトリック~自営業白書~

速読 途中経過

速読トレーニングを開始してだいたい2週間ほど経過しました。
今日は私が練習している速読について、もう少し詳しく書いてみたいと思います。

私が現在取り組んでいる速読はBTRメソッドと呼ばれるものです。BTRとはBasic Training for Readers〈読書する人のための基礎的訓練〉という意味ですが、そのトレーニング内容はほとんどゲームと言い切ってもいい内容です。
だいたい、一日で7種類程度のトレーニングを1時間かけて行います。

その中の一つ、ランダムシートトレーニングについてご紹介します。
掲載した写真がランダムシートですが、トレーニング方法は簡単です。1分間で、このばらばらのひらがなの中から「あ・い・う・え・お・・」と順番に探していくだけのトレーニング。すごく簡単なようですが、最初は結構難しいです。
だんだん慣れてきましたが、それでも多分私は人より遅いような気がします。
こないだちょっとだけ彼女にやってもらいましたが、あっさりと私の最高記録を抜かれてしまいました。。。。オレっていったい・・・

しかし、こういったものは人と比べてもどうしようもありません。あくまで「やる前より良くなる」ことが目的ですから。

慣れてきたところで私はあることを発見しました。このシートは全体を見ているだけで、勝手に「あ・い・う」と文字が浮かんでくるのです。
最近は「探している」という感覚はありません。全体を広く見ると中心以外のエリアはぼやけていますが、そのぼやけているエリアにあるひらがなが勝手に目に飛び込んできます

こんなことが出来る人間の目や脳みそって本当にすごいです。

私は以前プログラマーをやっていましたが、コンピュータがこの作業を行う場合は「一文字ずつ目的の文字と比較し、ヒットすれば次の文字を最初から比較する」という検索方法になるでしょう。
私も最初はこのような方法で探していましたが、今は脳みその基本的な機能を使って探しているので「この文字を探そう」という意識はほどんどありません。
ちなみにこのシートは8枚用意されており、毎日違うシートを使いますので覚えてしまっているわけではありません。

こんな風に考えてみると、いったい人間の頭っていうのはどうなっているんだろうと思います。
私は私の頭で私の頭のことを考えて、私の頭のことを不思議だと感じているのです。ややこしいですが、これも実際不思議じゃないですか。

こういうトレーニングってIQテストを思い出しますね。ずっと続けていれば頭が良くなったりしそうな気がします。これは本格的に楽しみです。

ランダムシートの成績も最初に比べるとだいぶ良くなってきました。こういった個々のトレーニングは自分の成果を実感出来ています。ただし、それで実際に早く読めるようになっているかというと全然自信がありません。
毎日新聞を読んでいますが、今のところ早く読めるようになった実感がないのです。

しかし、私はまだ入門したてのヒヨコですからここは一つ信じて突き進むしかありません。このトレーニングはゲーム性が高くて楽しいものですから、続ける上でのストレスはありません。

私は武術をやっていますが、最初の基礎訓練では「こんなんで本当に強くなれるのかな」という疑問が必ず出てきます。例えば相撲の四股(シコ)です。あんなもん、冷静に考えたらただの地団駄(じだんだ)ですよ。あれを繰り返してれば相手を押す力が付くなんてこと言われても普通は疑問に思うことでしょう。
その疑問を敢えて無視し、信じて師匠に従う生徒だけが本当に強くなれるのだと思います。

そんなわけで、いつか早く読める・そしてついでに頭が良くなることを信じて今は四股を踏み続けたいと思います。