ひろし考 | 複雑系レトリック~自営業白書~

ひろし考

みなさん、ひろしのことをご存知ですか?ひろしといっても・・・


ひろしです。イカを飲み込むタイミングがわかりません。


このひろしじゃないですよ。そうです、ちびまる子の父親です。
このイラストは私が書いたものです。驚いたことになにも見ないで書けました。ダテに毎日見ていません

私は彼の生き方を非常に高く評価しています。まず冒頭で彼の思想を最も顕著に表した一言をご紹介します。


ひろし 「『生き死に』の問題と酒のこと以外は、どうでもいいことばっかりだ」


子供の前で堂々とこういうことを言うのはどうかと思いますが、これは非常に達観した大人の意見です。そしてこの言葉には生きていく上で非常に重要な知恵が隠されているのです
私もこのブログでいろんなことを書きました。そしてそれらはその時は本気でこだわっていますが、はっきり言ってどうでもいいことばっかりです
いろいろと思索をめぐらせて見ると、ひろしの言うように世の中本当にどうでもいいことばっかりです
人間の生死にかかわることと自分が一番好きなこと以外、自然体でのらりくらりとかわしながら生きていくのは、ひとつの幸せのスタイルと言えるでしょう

また彼は非常にめんどくさがり屋です。この性質を特に受け継いでいるのがまるこであることは皆さんご承知の通りです。

ある日母が自家製洗剤の作り方を教わり、自宅で製造をはじめました。これは案外大変な作業で、家族総動員でこの重労働に取り組みます。
仕事から帰宅したひろしは早速この作業に参加させられるのですが、このときにも彼は重要な発言をしています。

ひろし 「なんだって仕事から帰ってこんなことやらされなきゃならねぇんだ。洗剤なんて買やぁいいだろう。買やぁ。」

私も純粋にそう思います。全員で筋肉痛になりながら作ったこの洗剤は、あまりに大量なため使い切ることができずに変色してしまいます。最終的に母はこの洗剤で顔を洗い出す始末です。

彼の生き方は悪く言うと「開き直っているだけ」なのですが、そこには現代人の抱えるストレスなど毛ほども感じられない、ある種の強さがあります
ひろしが開き直るエピソードはまだ他にもあります。

ある日のこと、まるこの学校で野良犬が子供を咬んで怪我をさせるという事件がおこります。まるこ達は非常な恐怖を感じますが、この場面でひろしはこのような発言をします。

ひろし 「いい機会だから、この際おまえたちに言っておくが、俺はイザというとき家族を見捨てて、自分だけが助かろうとする可能性のある男だ。おまえたちそこらへんのことをよく分かっておくように。」
家族  「・・・・・・・・・」



もちろんそういった可能性は誰にでもあるものです。しかしどうやったらここまで開き直ることができるのでしょうか。

母   「お父さん、なにも子供のまえでそんなこと堂々と言わなくても・・」
ひろし 「いいんだ。こういうことはこの際はっきりとさせておくに限るんだ。」


まるこが海水浴場で沖まで流されたとき、ひろしは必死のバタ足で迅速に救助に向かいました。(結局、まったく役に立ちませんでしたが)
このような発言をしていますが、イザというとき彼は行動を起こすことが出来ています。男らしいような、男らしくないような。

彼の生き方は「自然体でわがままに生きる」という良い手本です。わがままという言葉は悪く使われがちですが、自分を中心に考えることが悪いことであるはずがありません
人に気を使うあまり相手にも気を使わせ、結局誰も幸せでないというようなことはままあることです。
ひろしの生き方を少しだけ参考にして自然でゆったりした人生を楽しみたいものです。