初戦のJS戦から2週間が経ち、ついに第2戦目のリス戦が晴れた天候の中三郷で行われた。

春からゼロ封という目標を掲げ、この試合こそはと臨んだリス戦。
しかし、開始早々相手のキックを処理できずトライを奪われてしまう。立ち上がりを意識したはずが、相手を乗せてしまう最悪な形となってしまった。
その後もキックを中心に前に出てくる相手に対し、厳しいDFで応戦したこんぷだが、ペナルティーを相手に与え、再びピンチに。
必死に守るが、スクラムターンオーバーからのバックス展開でラインを割られ、12-0。
苦しい立ち上がりとなってしまった。
いつも通りのラグビーが全くできず相手にペースを握られてしまった。

その後はキックで前に出て、FWのモールでトライを奪い12-5。
徐々に自分達のラグビーを取り戻し相手陣に攻め込むがミス。何度もチャンスを得るがミス、ミス、ミス。
最後に甘さが出てしまい、トライを取ることができない。
前半終了間際にやっとモールでトライを奪い、12-10とし、前半が終了した。

完全にチャレンジャーとして臨んだ後半だったが、次にトライを奪ったのはリスだった。
スクラムからのルーズボールから相手に拾われ、相手14番に走られてしまった。しかし個々のタックルが外され続けた結果である。

その後もこんぷはミスを続けトライを奪うことができない。
何とかモールで2トライを奪い22-19とし、試合をひっくり返す。
最後は毎日走り続けた成果から走り勝つことができた。
終了直前NO8青木貴がピックから抜け出し試合を決めた。


この試合は勝ちとは言えず、何とか負けなかったという印象のゲームになってしまった。
反省点ばかりである。
まずはペナルティー。オフザゲートが厳しくなりかなり取られてしまった。
練習中のタッチフットでボールの上をオーバーしている人間が今何人いるだろうか。
自滅で下げられることはもったいないので注意しよう。

次に挙げられるのは、オーバー。オフザゲートも関わってくるがオーバーがまだまだ甘い。相手より低く掻ききる意識が欠如しすぎている。
DFで捲るときも同じで、低く真っ直ぐ掻ききろう。しかもまとまる必要がある。

次はキック処理。もう少し落ち着いて処理しよう。判断はもっと早く。
もっとノーバウンドを意識しよう。蹴り返しで下がる人も同じである。

攻守の切り替えがまだまだである。ノミネートミスからトライも奪われたので忘れないようにしよう。

ラックサイドのDFもあと少しである。

ラインの深さをもっと意識しよう。浅くて詰まる場面が何度もあったので。

ミスに対する意識がまだまだである。最後は「気持ち」でミスは防ぎたい。
ミスの後の処理も甘い。


後は、セット!
もっともっと早くセットできるはず。BKラインは特に意識しよう。


良かった点も多かった。
特にモールは完璧だったのではないだろうか。
ラインアウトも本当に完璧であった。
ラインDFもブレイクされることがなく良かっただろう。


全体的には気持ちで負けていた。ラグビー以前の問題で意地でも勝つと言う気持ちや相手を倒してやると言う気持ちがあまり見られなかった。

最後は気持ちの戦いなのがラグビー。全員が強い気持ちを持たなければ残り3つの戦いに勝つことはできない。

リス戦で見えた甘い部分を全員が反省してまた全員で戦おう!

俺たちはチャレンジャー。
残りの相手はどこも強敵揃いだ。
負けたら終わり。ここからが本当の戦いである。



①佐藤 浩史
②梅崎 裕太
③二宮 幸平
④上原 大樹
⑤井上 啓史
⑥小神野 豊
⑦秋庭 伸也
⑧青木 貴之
⑨廣長 春樹
⑩長嶺 光朗
⑪田中 耕平
⑫山田 将大
⑬石原 昭平
⑭伊藤 祥吾
⑮田中 義泰
⑯井上 紘典
⑰篠田 隆平 ←秋庭
⑱三澤 元気
⑲眞鍋 健太郎
⑳新井 昌敏
21桑原 悠紀 ←耕平
22渡部 大輔