獣医師会は一貫して新規参入反対であることを踏まえておく必要がある。まあ、広い意味での既得権益をまもるということだ。

よくいわれる加計問題ありきで進んだというのもその通りと思う。こういうものは準備が必要で、決まりました、ではやりますということではない。加計氏と首相がお友達であるのは衆知のことであり、首相は直接指示する必要がそもそも無い。それが良い意味でも悪い意味でも日本社会である。主婦の人にはおかしいと思うかもしれないが、世の中はきれい事では動いてこなかった。これからは知らないが。で、どういう風に落とし込むかということを述べてみる。

 

先ず、加計学園中のの岡山理大は数学会が開かれたときに行ったことがある。数学の分野で目立った成果を上げている若手教員はしらないが、京大数学を定年退官したセンセがよく行っていた。先ず、定員は少なくとも当初は半分くらいに絞るべきと思う。今までの獣医学を越える研究がきたいされるが、そういうものは獣医学会の頭の固まった人には自分たちを否定されるようなもので、新設しても十分な教員がそろえられるか?という。多分それはその通りで、お年寄りをかき集めることになると思うが、あんたらが後身育成を怠ったからよ、とも言える。とにかく、学会みたいな処の役員は数学会も同じだが頭が古く固まっている。ほぼ研究から遠ざかっていて、邪魔をしていると言って過言ではない。

 

京産大は来年開設とお尻を切られたので撤退したわけで、やる気は十分で、最先端獣医学の担い手になりうる。いろんな研究機関が集まっている地の利がある。たとえば、遺伝子工学を今後どう考えるか、人間でなしに先ず考えることなど。また肉牛、乳牛などストレス無しに育てると美味い。鶏肉を狭いゲージで大量に育てることの今後、日本の屠殺牛の85%、豚60%が廃棄処分になっていること、糞の現代的循環システム、米、野菜、酪農の一貫化など研究することは山ほどある。良いと言うだけではなく、低コストということが大事で、イベント、人のつながりなど総合だいだらぼっちシステムを構築してもらいたい。取りあえず定員は少なくてもよい。成功体験が日本中、世界中に発展的に広がればいいのだが。

 

九州の豪雨で、林野庁が間伐など林野の管理とは関係ないといっていたが、言い訳すな。里山~奥山の林野を皆でいいものにし、鹿、いのしし、熊などジビエ料理として有り難く頂き、しかも災害は直ちにゼロにできないとおもうが、悲しみを少なく元気な日本にしていこう。