相当以前に地見師という職業があった。大阪駅で現金券売機が並んでいた頃、お金を入れたり、財布に入れたりするときに下に落とすとコロコロ転がり、人も歩いているし、小銭だからとあきらめることが多い。そこで地見師は構内をていねいに捜すことをなりわいとする。現在の私がそうであるが、収入が少なくても支出が少なければやっていける。私は地見師を職業にしたことはないが、1円玉でも落ちていると先ず靴で踏む。まわりを見渡してよおらお財布に入れる小銭ゲッターである。小銭を警察に届けるといわゆる帳面よごしという。大銭の場合は罪になるが。

 

学研の子会社でアルバイトしていたとき、自販機にお金を投入するとき、ミスって自販機の下に入ってしまったので、おねいチャンに傘を借りて下をがさごそやると、他にも出てきた。もっと以前はおつりの出る所を誰か忘れていないか、手でチェックしていた。会社のカップにコーヒーが出るやつは、機械を蹴っていたがこれは効果はないようだ。通りかかったおねいちゃんに何してるの?と聞かれて答えると笑われた。男にはロマン?が必要と思うが。

 

会社に東北大数学の同学年の男がいたが、貧乏だったらしく、デパートの試食で腹をふくらましていたそうだ。数学をやるような人間には偉人?が多い。