元々は軍事用に打ち上げた約30個のGPS衛星(静止していない)の幾つかから発信される信号から、受信機(GPS機能が携帯やカーナビに組み込まれている、電波時計も多分そう)の位置、時刻を知るシステムであったが、大韓航空機撃墜事件の発生後、民間航空機の安全航行のために、非軍事目的に使えるように開放された。

 

とはいえ、北朝鮮は軍事用にアメリカの衛星を使っているが、であるから、ある軍事専門家がいくらでも撹乱可能と発言した。このことに対し、(今年数回立て続けに失敗したのはそれらしい)、訳知り顔の八代国際弁護士が、撹乱はずしもできるやに発言していた。このあたりがこの人が日本人が賢くなって困るところのエージェントと思う所以である。つまり日本人の世論形成を撹乱しているということだ。

 

撹乱方法は、まず、受信機に衛星からの電波が届かないように物理的に妨害すること、もうひとつ、電波信号情報は様々な暗号化がされており、公開されているといっても一部であり、暗号などいくらでも操作できる。解読に時間がかかるようにも。民事用に影響を与えない範囲で。民事用には影響しない範囲でわざと誤差が出るようにされていたこともある。

 

日本も先日GPS衛星の打ち上げに成功したが、自前の衛星が近々4つ出揃うから、こうなるとアメリカ一国依存の必要はなくなる。今の処はアメリカの衛星と組み合わせていくことになる。何故4個ということは以下簡単に説明していく。

 

衛星には、原子時計からの時刻データ(あまり正確ではない)、衛星のニュートン力学的位置データ(正確)をTi,(Xi,Yi,Zi)とする。地球系は難しく言うと慣性系であり、光速度cは一定で、求めたいGPS受信機の時刻と位置をt、(x、y、z)とすると

  c^2(Ti-t)^2=(Xi-x)^2+(Yi-y)^2+(Zi-z)^2

をみたすが、Tiを4つ考えた連立方程式を解けば、解(t、x、y、z)はほぼ正確にもとまる。1つ1つの式は、Ti,tが正しければ成立する、いわゆる特殊相対性理論の公式である。右辺は衛星と受信機の距離であり、地球上では2点間の距離を経過時間で割ると、測度が出、特殊相対性理論はいらないのであるが。詳しいことはまだ勉強していない。今日日の高校生なら知っているように思う。私の高校時代はおそわらなかったはずだが。私は高校時代は物理と国語が得意科目で、数学と化学が不得意であった。物理は入学してそうそう、田村松平さんがいきなりコーシーの定理からはじめたせいで魂消て遠ざかっていたが、最近少しずつ70の手習い状態である。しかし面白いですな。

 

理論的には4個であるが、電波障害もあるので30個打ち上げておくと、全地球がカバーされる。