この地球が抱える危機の変革が進むどころか
どんどん深刻となっていることは誰しも分かっている。
要するに、もういかんともしがたく思え、
変革の進め方が今の処、誰もわかっていないこと
が問題であり、単に意識の、状況の自覚の問題ではない。
そういう問題とすること自体が問題といえよう。
神すら制御不可能という問題を人類が生み出した
ということだ。最初に出版した「共生への道」で
ある程度の情報の交通整理をしたつもりだが、
現在書きかけの数学の論文の序文に一歩進めた
ことを書きかけている。数学の方も
書きながら考えるやりかたを取っているが、
序文は印刷して見直す都度修正追加をおこなっている。
TVを見ながら気づくことが多い。英語は
歌番組や、ニュースなど情報番組で表現の
仕方を覚えたりする。
HPのコンテンツとして週一くらいでUPしている。

何だか楽しい老後?である。不思議なことに
数学力、スケベ度が人生最高になった。
ゲス?の極み状態。

 


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> 田坂広志 「風の便り」 四季  第87便
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> 「危機」の本質
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> 1972年に、ローマクラブという世界的なシンクタンクが
> 『成長の限界』という報告書を発表しました。
>
> その中では、人類の将来に対する
> 次のような警告が語られています。
>
>  世界人口、工業化、汚染、食糧生産、資源の消耗などの点で、
>  現在のような成長が不変のまま続けば、
>  今後、百年の間に
>  地球上での成長は、限界に達するであろう。
>  その結果、最も起こる見込みの強い結末は、
>  人口と工業力の、突然の、制御不可能な減退であろう。
>
> それから20年後の1992年、
> この報告書を作成したマサチューセッツ工科大学のメドウズ教授は、
> 『限界を超えて』という新たな報告書を発表し、
> ふたたび、同じ警告を発しています。
>
>  人間が必要資源を消費し、汚染物質を産出する速度は、
>  すでに持続可能な速度を超えてしまった。
>  物質およびエネルギーのフローを大幅に削減しないかぎり、
>  食糧生産量、エネルギー消費量、工業生産量は、
>  何十年か後には、もはや制御できないような形で減少するだろう。
>
> この二つの報告書を読むとき、我々は、
> 数十年後に迫った地球規模の危機に対して、
> 社会システムの変革が、少しも進んでいないことを知ります。
>
> そして、この『限界を超えて』が発表されてから、
> さらに数十年の歳月が流れたことを思い起こすとき、我々は、
> 人類が直面する危機の本質が、何であるかを知ります。
>
> その危機の本質は、
>
> 「変革が進まない」ことではありません。
>
> 「変革が進まないことを、危機と感じない」
>
> その我々の意識にこそ、あるのです。
>
> 2003年6月30日
> 田坂広志
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