学生時代、学生集会(対教師の)とき、
若い講師のセンセが、
数学をやるには「覚悟」がいると発言していた。
今においてもお気楽にやればいいと思っている。
そんなに気張ってやるのは却って良くないような。
アカンかったら別の道に行けばいいだけと思う。
またやりたくなれば、やればいいだけとも思う。

私は精神病院に入院して薬の副作用を
頭がおかしくなったと思い込んで会社に入ることにした。
博士号を持っている人の相当数が行方不明らしい。
私は脱サラ後に博士号を取得したが、
なまじ博士号などを持っていると方向転換が
できないのであろうか。

つまらないことだ。
数学を狭く捉えるのもおかしいが、
数学など別に高尚なものと思わない。
全てが真面目にやれば尊く
それは広い意味での
精神科学の粋である数学と言える。

そのことが正しいかどうかは分からないが、
とにかくうまくいかなければ
原因は自分であれ他であれ
発想の転換をしない者はおそらく
元々数学など出来ないのではないか。
チンケな数学はいざしらず。

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> 田坂広志 「風の便り」 四季 第77便
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> 「困難」という機会
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> プロ野球大リーグのイチロー選手が、
> あるピッチャーとの対戦で、
> 何試合もヒットを打てず、
> 抑え込まれていました。
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> そのときのインタビューのコメントが、
> 心に残っています。
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> あのピッチャーは、
> 苦手のピッチャーですか。
>
> その問いに対して、
> イチロー選手は答えました。
>
> いえ、彼は、
> 自分の可能性を引き出してくれる
> 素晴らしいピッチャーだと思います。
>
> そして、付け加えました。
>
> だから、自分も、
> 彼の可能性を引き出せる
> 素晴らしいバッターになりたいですね。
>
> このコメントの中に、我々は、
> 一つの「覚悟」を感じ取ります。
>
> 困難とは、素晴らしい機会である。
>
> その、静かな「覚悟」を感じ取るのです。
>
> そして、
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> その「覚悟」を定めるとき、
> 我々の人生の風景が、変わる。
>
> そのことに、気がつくのです。
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> 2003年4月21日
> 田坂広志
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