獲得形質は遺伝しないというのが定説であるが、実験的にそうであるというのだが、そういうものは大概あやしいと思っている。そもそもが、今分かっているある前提のもとで、定説化されている場合は特に、そういう思い込みで実験をしがちであるので。

 

以前TVで京野菜農家の人が、植えているうちに進化していくといっていたが、こういう実感は基本正しい。ダーウィン流の小進化がかなりのスピードで起こっており、それも不思議だが、どう考えても遺伝子は変化していると思う。京人参であれば、同じ畑に出来た極微小進化亜種?同士の交雑ということになるのだろうか?

 

本論に戻るが、最近、遺伝子解析の進歩により、大概のものから遺伝子は検出・特定出来るようになったこともあり、古代人のデータが豊富になり、人種的なルーツにも様々な遺伝子で考えるようになってきた。特に現生人類のホモサピエンス=クロマニヨン人とネアンデルタール人の遺伝子的特徴がはっきりし、両者に断絶があり、種が違うので交雑はなかった、あっても子孫は残していないとされてきたが嘘であったことである。アイヌはネアンデルタール人の遺伝子を持つ。もとはアイヌはクル族を日本から追い出しているから野蛮人といえるが、クル族がヤマト民族として日本に戻ってきてからは、アイヌ=蝦夷は日本人にとって長い間征伐対象であった。最終的にはアイヌは決定的にシャモ(日本人)に降参するが、そのときのシャモのやりくちは極めて恥ずべきものである。旧土人法が無くなったときと思うが、国会で萱野茂氏がアイヌ語で挨拶している。

 

それはさておき、人種的なものについて、大概の民族は征服後に長い間の定住の後、穏やかになっていくということらしい。アングロサクソンはいまだに野蛮で、世界の問題の火だねであるという人がいる。経過時間が足りないのか、光:闇=1:1法則からするとよく分からないのであるが、アメリカを牛耳っているのはWASP(白人かつアングロサクソンかつプロテスタント)といわれる。

 

時間的に余裕をもって生きている人は、おしなべてにこやかで柔和で、実にいい顔をしている。不思議な気もするが、事実としてそうである。昔電車に、農家をやっていて、田舎から出てきたという人を目にすると、あくせく働いている都会人とは全く異なる容貌をしている。

 

このテーマについては、奥が深く、緊急性を要しない一面があるので、今後折に触れて考えて、続編を書いていこうと思ってる。