師と弟子が混浴風呂に入っていた。
美女がどやどやと入ってきた。

師は湯に満足すると
何気に出たが
弟子は出るに出られず、女性が退場して
やっと出てきた。

師はそそり立った一物を見て
ほほーと言ったという。

幾山越え ・・・ 幸い住むと人の言う
・・・山の穴穴?


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> 田坂広志 「風の便り」 四季 第70便
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> 山を越える修行僧
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> 仏道の修行をする師と弟子が、
> 二人で旅をしていました。
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> その旅の途上で、川に差し掛かったところ、
> 若い女性が、川の前で立ち往生をしていました。
> 着物の裾をあげ、歩いて川を渡ろうとしたのですが、
> 流れが急で、渡れなかったのです。
>
> それを見た弟子は、
> 若い女性に心を惑わされてはならぬと
> 一人で川を渡ろうとしましたが、
> 師は、黙って歩み寄ると、
> その肌も露な女性を肩に担ぎ、
> 川を渡しました。
>
> 女性の礼の言葉を背に、
> 二人の修行僧は、
> その先にある山道を登り始めました。
>
> その道を登り終え、坂道を下り、
> その山を越えたところで、
> 思い余った弟子が、耐え切れず、
> 師に言いました。
>
> あれは、許されぬことではないでしょうか。
> 若い女性を肩に担ぐなど、
> 修行の身で、
> してはならぬことではないでしょうか。
>
> それを聞いて、
> 師は、微笑みながら答えました。
>
> おや、お前は、
> あの山を越えても、まだ、
> あの女性を担いでいたか。
>
> 我々の心は、
> いくつの山を越えれば、
> 担いでいるものに、気がつくのでしょうか。
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> 2003年2月27日
> 田坂広志
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