何事においても同形定理が成立するから、
数学について述べる。
数学とはそもそも何かであるが、
数学的原理は、
物理における最小作用原理と同じく、てか、
それの背後に数学的原理が見え隠れするが、
あらゆる事象に機能している。
リーマンは自然哲学の数学的原理という、
ニュートンの同名の浩瀚な書を受けて、
2,3頁の未完の論文を書いている。
自然哲学とは、あらゆる自然・精神界の
諸事象のエッセンスといえるだろう。

であるから、前々から若手がアカデミックポストに
拘ることに警鐘をならしてきたが、
ある種洗脳され、思い込みが強く、
ますますドツボスパイラルに入っていく。
何処にでも数学の研究対象があり、
手つかずであるから結果も出やすく、一番乗りで、
迂遠なようであるが、アカデミックにつくケースも
見てきた。

数学の素養を持つ人が、色んな処に放散することが
この地球を救うキーなのである。
脱線したが、プロ、アマなどどうでも良い。
セコセコ、チマチマしたらアカン。
若者は、爺も荒野を目指そう。
荒野から呼ばわる声がしきりにするのである。


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> 田坂広志 「風の便り」 四季 第68便
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> 玄人の「素人らしさ」
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> プロフェッショナルとは、何か。
> そのことを考えさせるエピソードがあります。
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> ある自治体選挙でのことです。
> 二人の候補者が争う選挙において、
> 両陣営の選挙自動車が街中を走りまわり、
> 住民に対して支持を呼びかけています。
>
> その選挙戦のさなか、ある選挙事務所の前を、
> 味方の陣営の選挙自動車が、支持を訴えながら、
> 通り過ぎていきました。
>
> その呼びかけを行う運動員は、
> 語りのプロフェッショナルらしく、
> よく通る声と流暢な話し振りで支持を訴えていました。
>
> しかし、それを聞いた事務所の選挙参謀が、
> 表情を曇らせ、呟きました。
>
> 「あの喋り方では、駄目だ。
> あれでは、住民の気持ちが離れてしまう」
>
> しばらくすると、その事務所の前を、
> 相手陣営の選挙自動車が通り過ぎていきました。
>
> その自動車から聞こえてくる運動員の声は、
> 草の根の支持者が喋っているらしく、
> 素人らしい訥々とした声で、支持を訴えていました。
> しかし、そのため、その喋り方は、
> 親しみと共感を覚えるものでした。
>
> それを聞いた選挙参謀が、
> 悔しそうに、呟きました。
>
> 「あれは、本当は、素人じゃない。
> 実は、プロの役者が喋っているんだ。
> あちらの選挙事務所が、一枚上手なんだよ」
>
>
> このエピソードは、我々に、
> 大切なことを教えてくれます。
>
>
> 素人の気持ちが分かる。
>
> それが、本当の玄人、
> 本当のプロフェッショナルなのでしょう。
>
> 2003年2月13日
> 田坂広志
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