物質に、特にミクロスケールにおいて
精神世界といけいけになっていると
感じることが多い。
無生物から生命物質が生まれたとすれば、
当たり前のことかもしれない。

From Becoming to Being

Being myself and ourselves

What is a human being

and the Being?

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> 田坂広志 「風の便り」 四季 第67便
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> 「存在」から「生成」へ
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> ノーベル賞科学者、イリヤ・プリゴジン博士の著書に、
> 『 From Being to Becoming 』という書があります。
>
> 『存在から生成へ』と訳されるこの書は、
> 一つの深遠な問いに対する答えを求め
> 書かれたものです。
>
> この宇宙137億年の歴史を振り返るならば、
> 宇宙創世とともに誕生した物質は、
> ただ「存在」しただけでなく、
> 100億年以上の時間をかけて、
> 物質から生命が「生成」し、
> 生命から精神が「生成」してきた。
>
> では、なぜ、物質は、
> ただ「存在」( Being )し続けるだけでなく、
> その中から、生命や精神というものが
> 「生成」( Becoming )するのか。
>
> その深遠な問いに対する答えを求めて書かれたのが、
> この『 From Being to Becoming 』という書です。
>
> しかし、この書の表題を見つめるとき、我々は、
> 不思議なことに気がつきます。
>
> たしかに、宇宙の歴史を振り返るならば、
> この地球という惑星においては、
> 「物質」から「生命」が生成し、
> その「生命」の進化のプロセスから、
> 我々人類の「精神」が生成してきました。
>
> しかし、我々の「精神」は、
> その成長の段階において、
> 「自分を超えた何かになろう」との意欲に駆られるのですが、
> それが成熟の段階を迎えるとき、
> 「ただ自分自身であろう」との、静かな境涯がやってきます。
>
> すなわち、「 From Becoming to Being 」
>
> その不思議な回帰のプロセスがやってくるのです。
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> 2003年2月6日
> 田坂広志
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