古来、日本人は自然や心の美しさを愛でてきた。
桜に代表される花の美しさ、散る悲しい美しさに心を寄せ、自分の理想としてきた民族なのである。
それは道具類のようなものにまで及んで、作る人は美しさを追求し、使う人を心豊かにさせてきた。日用雑器にいたるまで。
そういう日本人の心がお金に目がくらみだしたという悲しい傾向がある。
美しい物に満ち溢れていた日本が、30年以上も前に、あちこちに点在する僧院のように散在し、美しきものを求めて巡礼する状態になったのである。
そういうものの後継者も途絶えんとしている。
まず日本の風土の美しさをコンクリートから守り育てていかなければならないのではないか。
この本を読んでそんなことを考えさせられた。
美しきものへの巡礼 (1981年)
桜に代表される花の美しさ、散る悲しい美しさに心を寄せ、自分の理想としてきた民族なのである。
それは道具類のようなものにまで及んで、作る人は美しさを追求し、使う人を心豊かにさせてきた。日用雑器にいたるまで。
そういう日本人の心がお金に目がくらみだしたという悲しい傾向がある。
美しい物に満ち溢れていた日本が、30年以上も前に、あちこちに点在する僧院のように散在し、美しきものを求めて巡礼する状態になったのである。
そういうものの後継者も途絶えんとしている。
まず日本の風土の美しさをコンクリートから守り育てていかなければならないのではないか。
この本を読んでそんなことを考えさせられた。
美しきものへの巡礼 (1981年)