なぜステータスか「自衛官妻」になりたガールの魂胆
(PRESIDENT Online ) 2014年8月21日(木)配信

■約20倍! 超人気の“自衛隊コン”潜入

“婚活パーティ”のバリエーションがどんどん増えているのをご存じだろうか。

・あるエリアが日時限定で婚活会場になる“街コン”
・一緒に料理をしながら触れ合う“料理コン”
・スタジアムで野球観戦をしながら婚活できる“ベースボールコン”
 マニアックなところでいくと、
・神社仏閣好きが集まる“寺社コン”

だが、アラサー女子にもっとも人気なのが“自衛隊コン”だ。

文字通り、男性は全員自衛隊員&自衛官。うまくいけば“自衛官妻”になれてしまうという、職業限定婚活なのだ。とは言え、高収入が期待できる医者や弁護士ならいざ知れず、自衛隊の魅力って一体なにか。

これまで(筆者に関して言えば)完全にノーマークだったこの職業に、果たしてどんなメリットがあるのか。そして、自衛官妻になりたい女子はどんな人たちなのか。さっそく現場からレポート!

今回取材させていただいたのは、海上自衛隊主催、「自衛隊プレミアムクラブ」が運営する「第54回トーキングフェスティバル」。パーティ会場は某ホテルの宴会場で、フリートークの時間がメインのオーソドックスな婚活パーティスタイルだ。

5000円の参加費を払って出会える男性は、3海曹以上(海上自衛隊の階級のこと)の自衛官、事務官、技官55名。一方の女性は、驚くべきことに50名の募集枠に全国から1000名以上が応募し、当選したのはたったの61名。


本当にすごい人気なのである。中には、沖縄からわざわざ飛行機に乗ってやってくる猛者もいるという。

ざっと会場を見まわしてみると、女性の年齢層は普通の婚活パーティよりやや高めか。30代メインの20代~40代といったところ。結婚式!? と見紛うような格好の人もいるにはいたが、みなさん一様に“適度なお洒落”でいい感じ。「かわいいんだからわざわざ婚活しなくても……」と余計なことを言いたくなるような美人さんもいる。

で、彼女たちのお目当て男性陣は、白い制服もしくはスーツでビシッと正装。日に焼けた肌とのコントラストで、イケメン度が3割くらいは増していそうである。そして、なかには本物のイケメンもいる。どれほどのカップルができるのか、非常に楽しみだ。

■“三高”ならぬ、“三強”が自衛隊員の魅力

さて、自衛隊員に的を絞った婚活にはどんなメリットがあるのか。会場でちょっと休憩中の女性陣を捕まえて聞いてみたところ、こんな答えが返ってきた。

「公務員だから不景気でも安定しているし、収入も結構いいから結婚相手としては文句なし」
「マッチョな人が好き。男らしいし、体力もありそう」
「訓練の一環として(?)家事能力が高いらしい」
「普通の婚活パーティは相手の身元が不確かなこともあるけど、自衛隊主催なら安心」
「男社会だから、遊んでいない真面目な人が多そう」
「海上自衛隊で船に乗る人は長期間家を空けることもあるから、夫婦生活がマンネリにならないような気がする」
「震災のときに、人の役に立つステキな仕事だなと思った」

まとめると、「不景気に強い」「結婚生活に強い」「身体が強い」。

============================

なるほどねぇ~。しかし女性って以外と現金なんですねぇ~。