大相撲の伝統を継承しているのは誰なのか?
冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
(ニューズウィーク日本版 2014年5月27日配信掲載) 2014年5月27日(火)配信
29回目の優勝を果たした横綱の白鵬関は、優勝決定のインタビューには応じたものの、恒例となっている「優勝から一夜明けた時点でのインタビュー」について、拒否の姿勢を示しました。
何とも異例な対応であり、人物としても大人であるという評価が確立している白鵬関のことですから、「もしかしたら余程のことなのかもしれない」という見方が出るのは自然だと思います。
この「会見拒否」ですが、白鵬関の性格などを考えると、もしかしたら「その理由は永久に話すつもりはない」のかもしれません。また、それが彼らしくて良いという考え方も、また「理由を明かさない」というのが角界の今後を考える中では「最適解」だということも言えるかもしれません。
いずれにしても、この異例な「会見拒否」の理由としては、1つの可能性が否定できません。それは、数日前に行われた講演会で、舞の海秀平氏が行った発言です。
舞の海氏は「外国人力士が強くなり過ぎ、相撲を見なくなる人が多くなった。NHK解説では言えないが、蒙古襲来だ。外国人力士を排除したらいいと言う人がいる」と語ったというのです。
また、こうした発言が出る「ムード」が相撲界の周辺にはあるようです。例えば今場所でも最後まで白鵬関と優勝を争った稀勢の里関を応援する余りに、千秋楽の結び「白鵬対日馬富士戦」では日馬富士への異例な声援が起きたというのです。要するに日本人力士の優勝が見たいというわけです。
以下省略。
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今「竹内文書」を読んでいるのですが、日本の天皇がよその星からやってきて、世界に神代文字を教官を派遣して各国語を作らせた、というとこまで読んでいます。大本系では世界の5色の人種は日本人起源というせつもあります。あんまり狭く考えずに、日本の神事をお相撲を通じて世界の人に再認識してもらうのも悪くないなと最近思っています。