佐村河内氏噴飯会見 「新垣氏訴える」に法律家「勝ち目なし」
2014年3月9日(日)10時31分配信 日刊ゲンダイ
ようやく出てきた偽ベートーベンの佐村河内守氏。どんな謝罪をするのかと思ったら、長髪を切り、ヒゲを剃って、サングラスを外しただけ。口から出てきたのは弁明ばかり。そのうえで、真相を告白し、謝罪したゴースト作曲家の新垣隆氏を訴えるというのである。噴飯会見を法の専門家はどう見たか。
7日、東京グランドホテルに集まった報道陣は約300人、テレビカメラは約50台。その中で佐村河内氏が力説したのは「新垣氏は嘘をついている」というものだ。
■新垣氏を激しく“口撃”
「雑誌では新垣氏が<もうこんなことはやめましょう>と何度も私に言ったと書かれていましたが、嘘です。そんなことを言ったことは1度しかなかった。月刊誌『新潮45』で(ゴースト疑惑を)書かれたときに、はっきり私に<こんなことはやめましょう>と言いましたが、そのときの1度だけです」
「ギャラについて新垣氏は最初提示した金額には首を横に振るが、徐々に上げていくうちに笑顔で納得する。これが、やめようと発言した人ですか」
「新垣さんは、(私の)耳に関することはすべて嘘を言っている。今まで電話したことがあるだとか、呼びかけたら振り向いたなどは全部嘘。この2年間は(メディアとも)FAXでやりとりしていたのに(こういう報道は)信じられない」
「新垣氏が作品を作った後に(私に聴かせて)修正をさせていたというがそれは嘘。彼の作品を信じていたし、曲を作った後、修正したことは一度もない」
「新垣氏とは18年間口話術(読唇術)を使って話をしていた。発言はおかしい」
要するに、新垣氏が嫌がるのを無理やりやらせてきたわけではないし、とりわけ耳が聞こえるかのような証言は許せないというわけだ。
そのうえで、佐村河内氏はこう言った。
「弁護士は内定している。新垣さんは絶対に訴えます」
おそらく、名誉毀損で訴えるのだろうが、「勝手にやれよ」という感じだ。これだけ世間を騒がせた揚げ句、税金を使った“法廷闘争で内輪もめ”とは呆れてしまう。しかも、この裁判、佐村河内氏にはまず勝ち目がない。それが専門家の見立てなのだ。
■思惑が全て裏目に出た
弁護士の長谷川裕雅氏が言う。
「事実を摘示して、社会的信用を低下させるのが名誉毀損ですが、免責事項があって、目的が公益にかなっていて、摘示した事実が真実であると信じる相当な理由があるケースです。佐村河内氏の曲がソチ五輪で高橋大輔選手の演技に使われたことなどを考えれば、新垣氏の告発は公益性がある。そのうえで佐村河内氏の主張ですが、新垣氏が<やめましょう>と何度言ったかが、佐村河内氏の名誉毀損の焦点にはなりえません。全聾か否かについても、新垣さんは<聞こえないということを感じたことは一度もありません><聞こえていたと思います>という主観的な表現を使っていて、佐村河内氏の耳が聞こえると断定したわけではない。実際、全聾ではなく、障害者手帳は返納したわけですから、佐村河内氏が訴えても厳しい裁判になると思います」
世間も「同感!」ではないか。世間が呆れたのはゴーストがいたことで、「全聾だと思ったら、少しは聞こえた」ことに怒っているのではない。タイミングといい中身といい、佐村河内氏にとっては全てが裏目に出た記者会見ではなかったか。
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女性だったらグラビア雑誌で脱ぐとか。
2014年3月9日(日)10時31分配信 日刊ゲンダイ
ようやく出てきた偽ベートーベンの佐村河内守氏。どんな謝罪をするのかと思ったら、長髪を切り、ヒゲを剃って、サングラスを外しただけ。口から出てきたのは弁明ばかり。そのうえで、真相を告白し、謝罪したゴースト作曲家の新垣隆氏を訴えるというのである。噴飯会見を法の専門家はどう見たか。
7日、東京グランドホテルに集まった報道陣は約300人、テレビカメラは約50台。その中で佐村河内氏が力説したのは「新垣氏は嘘をついている」というものだ。
■新垣氏を激しく“口撃”
「雑誌では新垣氏が<もうこんなことはやめましょう>と何度も私に言ったと書かれていましたが、嘘です。そんなことを言ったことは1度しかなかった。月刊誌『新潮45』で(ゴースト疑惑を)書かれたときに、はっきり私に<こんなことはやめましょう>と言いましたが、そのときの1度だけです」
「ギャラについて新垣氏は最初提示した金額には首を横に振るが、徐々に上げていくうちに笑顔で納得する。これが、やめようと発言した人ですか」
「新垣さんは、(私の)耳に関することはすべて嘘を言っている。今まで電話したことがあるだとか、呼びかけたら振り向いたなどは全部嘘。この2年間は(メディアとも)FAXでやりとりしていたのに(こういう報道は)信じられない」
「新垣氏が作品を作った後に(私に聴かせて)修正をさせていたというがそれは嘘。彼の作品を信じていたし、曲を作った後、修正したことは一度もない」
「新垣氏とは18年間口話術(読唇術)を使って話をしていた。発言はおかしい」
要するに、新垣氏が嫌がるのを無理やりやらせてきたわけではないし、とりわけ耳が聞こえるかのような証言は許せないというわけだ。
そのうえで、佐村河内氏はこう言った。
「弁護士は内定している。新垣さんは絶対に訴えます」
おそらく、名誉毀損で訴えるのだろうが、「勝手にやれよ」という感じだ。これだけ世間を騒がせた揚げ句、税金を使った“法廷闘争で内輪もめ”とは呆れてしまう。しかも、この裁判、佐村河内氏にはまず勝ち目がない。それが専門家の見立てなのだ。
■思惑が全て裏目に出た
弁護士の長谷川裕雅氏が言う。
「事実を摘示して、社会的信用を低下させるのが名誉毀損ですが、免責事項があって、目的が公益にかなっていて、摘示した事実が真実であると信じる相当な理由があるケースです。佐村河内氏の曲がソチ五輪で高橋大輔選手の演技に使われたことなどを考えれば、新垣氏の告発は公益性がある。そのうえで佐村河内氏の主張ですが、新垣氏が<やめましょう>と何度言ったかが、佐村河内氏の名誉毀損の焦点にはなりえません。全聾か否かについても、新垣さんは<聞こえないということを感じたことは一度もありません><聞こえていたと思います>という主観的な表現を使っていて、佐村河内氏の耳が聞こえると断定したわけではない。実際、全聾ではなく、障害者手帳は返納したわけですから、佐村河内氏が訴えても厳しい裁判になると思います」
世間も「同感!」ではないか。世間が呆れたのはゴーストがいたことで、「全聾だと思ったら、少しは聞こえた」ことに怒っているのではない。タイミングといい中身といい、佐村河内氏にとっては全てが裏目に出た記者会見ではなかったか。
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女性だったらグラビア雑誌で脱ぐとか。