セブン-イレブン、成長なぜ止まらない
(東洋経済オンライン 2013年07月23日掲載) 2013年7月23日(火)配信

小売業にとって冬の時代が続く中、独り成長を続けるセブン-イレブン・ジャパン。前2013年2月期は単独営業利益1867億円と3期連続増益、最高益を更新している。

セブン-イレブンの実質創業者であり、40年以上トップとして同社を引っ張ってきた鈴木敏文(すずき・としふみ)会長兼CEO(写真、2005年からはセブン&アイ・ホールディングス会長兼CEOも兼務)にその強さの秘密と将来について聞いた。

■40年間、自らコンビニ弁当を試食し続けてきた

──事業開始から40年が経ちました。振り返りと評価は。

セブン-イレブンは40年前にゼロから始めて国内は1.5万店、全世界では5万店を超えた。米国から持ってきたのは名前と会計システムぐらい。あとは全部日本で作った。40年前、今のような店数になる自信はなかったが、何百店、何千店ということをぼやっと頭の隅に置きながら、石垣を積むように一つひとつ実績を積み上げてきた。

最初から品質や味についてはかなり厳しくチェックしてきた。現在でも、特に来客がなければ役員と一緒に弁当の試食をしている。40年間続けてきたが、小売業をやっていれば当たり前のことだ。

たとえばチャーハンは、家庭で作るならいいが、大量に作るとベタベタして、なかなかうまくいかない。それでよしとしていたが、私が試食し「どうにかしろ」と言って、チャーハンの販売を中止した。1年半かけてチャーハンを作る機械を新しく開発、そして本物のチャーハンを販売することができた。

赤飯を販売するに当たっても設備から新しく作っている。冷やし中華は10回以上作り直しをさせた。おにぎりにしてもどんな商品にしても、一つひとつの味を大切にしてきた。セブン-イレブンの商品が他社と違うゆえんがここにある。

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私が昔勤めていた繊維会社で多角経営ということで食品事業部が出来たんですが(今は無いみたい)製品が食べた同僚によると、あれは豚の餌やというので、営業の人に社長は食べてるのか、と尋ねると、そういうことはしないんやな、と言ってましたが、やってるところはやっているんですね。