日本の英語教育見直すべきと考える人75% 方法は2つに分かれる

2013年6月9日(日)17時58分配信 瞬刊!リサーチNEWS

5月28日、政府の教育再生実行会議は、小学校において英語を正式な教科にする方針を含む教育のグローバル化に関する提言を安倍首相に提出しました。提言には、英語教育の開始学年を現在の5年生から4年生以下に早めることや授業数を増やすことなども盛り込まれています。

受験英語で高度な文法まで勉強していることから、日本人には英語の“読み書き”ができるという人は多くいますが、「スピーキング」や「リスニング」になると習得している人は極端に減る傾向があります。提言にはそのような状況を打開する狙いがあると思われますが、これまで実際に日本の英語教育を受けてきた世間の人々の意見はどのようにあなっているのでしょうか?

そこで、「日本の英語教育は見直すべきだと思いますか?」という調査を実施しました。結果は以下の通りです。

・思う:75.0%
・思わない:7.4%
・分からない:17.6%

(リサーチパネル調べ、3万6898人が対象)

実に4分の3の人々が「見直すべき」と考えていることが分かりました。10代から70代までの年代別の「思う」と答えた人の数字は、

10代:64.9%
20代:68.0%
30代:71.8%
40代:74.8%
50代:80.0%
60代:81.7%
70代:78.5%

となっており、年配世代の人がより多く見直すべきと考えていることが読み取れます。

しかし、その“見直し方”については大きく分けて2つのベクトルに意見が分かれています。コメント欄に書き込まれた声には、

「文法ばかりやっても全く意味がない。喋れるようにならないと」
「もっと話せる英語教育にしないと」
「勉強する以上は話せないと!受験英語は見直せ!」

という、「話せるようになる教育を」と求める人たちの声と、

「日本語も満足に話せないのに英語を教えるなんてバカげている。英語の授業で英文の意味を日本語に訳したらその日本語の意味も分からない…という笑えない事実が有る」
「そもそも小学校で英語教育など不要。 寧ろ、正しい日本語教育を根本から行うべき」
「子どもの頃から英語なんて早すぎ。逆にまず日本語をしっかり覚えさせるべきだと思う」

など、「日本語教育に力を入れるべき」と考えている人たちの意見が目立ちました。提言の内容を支持する立場の人たちとそれとは別の見直し方を求める人たちに分かれていると言えそうですね。後者の意見は、「思わない」という人たちからも多く見られました。その他に「思わない」に書き込まれた声は、

「例えば読み書きできれば十分なら今のままでも良い。目的があって話せるようになりたいなら勝手に自分で学べば良いし、誰かが強制するものではない」
「今更何をやっても無駄です。英語を身につけたい人は私にように英語圏の学校に行ったり、英語圏の企業に就職しないとダメです」
「学校でのみの教育状況でしたが、それなりに理解できています。結局自覚の問題でしょう」
「十分見直されてると思う。もともと日本語と異なる構成だから、習得するにはかなりの時間と努力を要する。寝転がったままダイエットできないのと同じ」

などです。実際に習得している人たちは、それは「個人の努力」と考えているようですね。

しかしながら、「見直すべき」が多数派となった今回のアンケート。今後、日本の英語教育は何らかの方針転換が求められているといえるでしょう。

(文/瞬刊!リサーチNEWS編集部・連舫)

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私は日本のやさしいが感動的な文学や歴史物語(神話を含む)、偉人伝など日本文化を学ぶことを通じた日本語教育を小学校の1~4年生で楽しく学べる機会(時間)を大いに増やすべきと思います。あと算数くらいで十分ではないかと思いますね。