東大受験のプロが明かす 合格で終わる人 これから伸びる人
(週刊朝日 2013年03月22日号配信掲載) 2013年3月13日(水)配信


東大の赤門。4月に意気揚々と門をくぐっても、たちまち「合格で終わる人」になってしまうことも…… [拡大]
3月10日は東大の前期の合格発表。「サクラサク」の通知を受け取った学生は喜びにむせんでいることだろう。だが、苦労して入学したのに、社会に出て、「東大卒なのに使えない」と言われ、ぱっとしない人生を送る人もいる。合格を人生のピークにしないためにどうしたらいいのか。東大受験や就職問題のプロたちに聞いた。

「どうやったら売れるんですか? 売れる方法を教えてください」

 情報産業の営業現場で働く社員は、東大卒の新人社員にこう言われて唖然としたという。この新人社員はさらに、

「教えられないとできませんよ」

 とまで言い放った。『雇用の常識 決着版 「本当に見えるウソ」』(ちくま文庫)などの著書があり、就職事情に詳しい海老原嗣生(つぐお)氏はこう語る。

「民間企業は、少し前までは東大生なら喜んで採っていました。でも、最近はそうでもない。使えない東大卒社員も多いからです。ある企業では、何人もの東大出身者が20代で見限られたそうです。詰め込み型の受験勉強をしてきたので、タイプ別に分類して、こういうときはどうしたらいいですかって、いちいち教えてもらおうとする。でも、そういう社員は手がかかるし、できる上司には疎んじられるんです」

 海老原氏は、東大合格者を(1)学級委員長などもこなし、1番であろうと頑張り続けてきた人(2)教養もある本当に優秀な人たち(3)勉強だけができる人たち──の三つに分類する。このうち、社会で役に立たないのは、(3)のタイプだという。

「1番であり続けようとする力や、深い教養は社会に出てからも生きますが、勉強ができるだけでは、社会ではやっていけませんからね」(海老原氏)

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いや、そこそこの大学で教えていますが、勉強は教えて貰うものと思っている学生さんは割といますね。最先端にいったらどうするの?と逆襲するんですが、最先端までいかないのかも。