両陛下、PKOから帰国の自衛隊員らと懇談

 天皇、皇后両陛下は14日、皇居・宮殿で、国際平和協力隊として派遣されて国連平和維持活動(PKO)などに携わり、帰国した自衛隊員らと懇談した。

 中東・ゴラン高原やハイチ、南スーダン、東ティモールに派遣された計約1900人の代表者ら計168人。天皇陛下は「危険を伴う厳しい環境の中、みなさんの尽力で地域の平和と安寧が保たれ、誠に意義深いと思います」とねぎらった。

■国際平和協力隊を務めた自衛隊員らと面会した天皇陛下が読み上げたあいさつは以下の通り。

 国際平和協力隊としてハイチ、南スーダン、ゴラン高原、東ティモールにおいて、任務を滞りなく果たされ、元気に帰国されたことをうれしく思います。

 危険を伴う厳しい環境の中で、さまざまな計り知れない苦労があったことと察しています。みなさんの尽力により、これらの地域の平和と安寧が保たれたことは、誠に意義深いことであったと思います。

 どうかくれぐれも健康に留意され、今後ともそれぞれの職務を元気に務められるよう願っています。

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今後の自衛隊も国際平和協力の範囲内の職務であってほしいものです。