フリーエネルギー、UFO、第3起電力で世界は大激変する、井手治,2011,(~13.1.23)
私の昔からの夢は電場と磁場をうまいこと組み合わせて効率100%の発電機を作ることであり、数学の合間に電磁気学を少しずつ勉強したり、物理の本を集めたりしていた。光速度を超える速度の存在が無いというのも嘘だろうと思っていた。少なくともUFOの存在を認めれば嘘に間違いない。これは重力という分かっているようで分かっていないものに関係しているとは想像していたが、どうもそうらしい。これについては私の研究の一部の小林双曲幾何がモデルにならないかとぼんやり考えていたのであるが、そういうことでもないのかな。宇宙を多様体と考えると必ず小林擬距離が入るが、多様体によっては異なる2点間の距離が0になったりして、そうなる集合の性格付けを鈴木君との共著の論文で1991年に出しているんですがね。日本で開かれた国際学会(複素幾何の)で発表したときジョークでpass of UFOと言ったのであるが笑いが取れなかった。この本で知ったがユーフォーは向こうではユーエフオーと言うらしい。日本人からも笑いが取れなかったからそれは発音のせいではないと思うが。
著者は私より2歳下であるが、フリーエネルギーを40年前から考えていたそうである。ほんとはブリリアントエネルギーのネーミングの方がぴったりらしいのだが、とにかくブリリアント。コスト0、クリーン、真空から取り出すので資源不要で無尽蔵といった全く新しいエネルギーである。エネルギーと言えば普通発電機で電気エネルギーにして使うことが多いのだが、ソーラー発電がクリーンなんて真っ赤な嘘。ソーラーシステムを作るときに蓄電部品が沢山要るのであるが、それを作るときに二酸化炭素を出すらしい。それとメーカーは言わないが最初の効率(太陽光エネルギーに対して20%の電気エネルギーを取り出す)が保たれるのは10年程で、20年位たてば廃棄、これがまた二酸化炭素を出しますわね。結局元は取れないらしい。それと家庭で余剰電力が発生した場合は電力会社が電力会社のコストの2倍の料金で買い取るらしい、そんな無茶な。そうはならないだろうけど、仮に家庭余剰電力で電力会社が原発も火力発電もしなくて良くなった場合、当然電力料金(ソーラーシステムを使っていない家庭が支払う電気代)は倍近くになりはしませんか?単純に言えば。電力会社は買った電力を分配するだけの会社になりますが。
今のあらゆる発電機はファラデーの電磁誘導の法則(1831年発見)に基づいている。原型は電線のまわりで磁場を変化させると電線に電流が流れるというものである。これ自体が私には不思議なのであるが、物理の人は何回やってもそうなるものは法則として、どういう風に磁場を変化させるとどれだけの電流が流れるかを実験から推察して取り敢えず数学的な公式にする。もちろん専門家はなぜそうなるかはある程度分かっているんであろうが、ニュートンの力=質量×加速度の公式も何故そうなのかは少なくとも私は知らないし、光速度を超えることがないというのは多分公理で、そうすれば多くの地上+αの世界のことが大体説明がつくということに過ぎないと思いますね。そういっちゃあアインシュタインに失礼というか、その後の物理学者があんぽんたんなのか・・・いや大いに失礼。
今の発電機の中では水力発電がダントツに効率がいいらしいが、原発も火力発電の一種で要するに石油または原子力でお湯を沸かしてその時発生する蒸気でタービン(電磁石の羽根車)を回し続けて磁場の変化を起こし、発電するわけである。モーターは発電機の機能を逆にしたもので、電磁石の作る固定磁場の中をコイルを巻いた回転棒(自動車の場合車軸)が回ると結局相対的に磁場が変化するのでローレンツ力というものが生まれて、慣性的に回転棒は回り続ける。ただし常にコイルに電流を流す必要がある。電気自動車はその電流は蓄電池から取る。ガソリンで動く自動車なら、ガソリンを燃やしてピストン運動(蒸気機関がそうだった)する内燃機関というちょっと違う原理になる。だからアメリカの自動車会社などは電気自動車の研究にも様々な妨害をしてきたが、近頃温暖化、排ガス問題で観念して研究・実用化しだしたのである。
このモーターについて先鞭を付けたのは天才テスラ(1857~1943)である。この人はエジソンが一般使用の電気を直流にするよう主張し、テスラは交流にすべきとした。まあ日本ではエジソンはやたらと持ち上げられているが、要するに優秀な街の発明家であって天才ではない。そのテスラはどうもエネルギー保存則を破る、入力より出力の方が大きいモーターを試作していたらしい。入力より出力の方が大きければ、差の電力をたとえばコンデンサーに逆流させれば永久機関になる。その後アマチュア的な研究はあったが、本格的なものをテスラの方向で試作したのはアメリカのグレイ氏でエマモーターとして実現した。著者はどちらかというと独力で研究していたのであるが、不思議な縁で日本人数人とアメリカにエマモーターの実物を見にいって、研究の方向を確信したようである。そのエマモーターもグレイ氏もデトロイトの巨大自動車産業の暗躍かどうか、とにかく影も形も無い。
その後著者は効率300%のエマモーター型の発動機を試行錯誤で作成する。その論文はグレイの時は学会から無視されたが、アメリカの一流誌に1995年と2000年に掲載され、2011年にアメリカで講演された内容の論文が和訳されてこの本の最後に載っている。普通のパルスでなくスパイク波(ノコギリ状の)を入力したりで私には何が何やら。。。やっぱり餅は餅屋ですな。ただし、発動機が出来たら夢の発電機はもうすぐだと思うが、まだ実用化には時間がかかるかも。しかし公に認められている(アメリカで。日本の研究者は石頭だけれど、アメリカが認めると右にならえだから)ので皆でよってたかってやれば意外に早く実現するかも。福島の禍転じて福となればいいのですが
私の昔からの夢は電場と磁場をうまいこと組み合わせて効率100%の発電機を作ることであり、数学の合間に電磁気学を少しずつ勉強したり、物理の本を集めたりしていた。光速度を超える速度の存在が無いというのも嘘だろうと思っていた。少なくともUFOの存在を認めれば嘘に間違いない。これは重力という分かっているようで分かっていないものに関係しているとは想像していたが、どうもそうらしい。これについては私の研究の一部の小林双曲幾何がモデルにならないかとぼんやり考えていたのであるが、そういうことでもないのかな。宇宙を多様体と考えると必ず小林擬距離が入るが、多様体によっては異なる2点間の距離が0になったりして、そうなる集合の性格付けを鈴木君との共著の論文で1991年に出しているんですがね。日本で開かれた国際学会(複素幾何の)で発表したときジョークでpass of UFOと言ったのであるが笑いが取れなかった。この本で知ったがユーフォーは向こうではユーエフオーと言うらしい。日本人からも笑いが取れなかったからそれは発音のせいではないと思うが。
著者は私より2歳下であるが、フリーエネルギーを40年前から考えていたそうである。ほんとはブリリアントエネルギーのネーミングの方がぴったりらしいのだが、とにかくブリリアント。コスト0、クリーン、真空から取り出すので資源不要で無尽蔵といった全く新しいエネルギーである。エネルギーと言えば普通発電機で電気エネルギーにして使うことが多いのだが、ソーラー発電がクリーンなんて真っ赤な嘘。ソーラーシステムを作るときに蓄電部品が沢山要るのであるが、それを作るときに二酸化炭素を出すらしい。それとメーカーは言わないが最初の効率(太陽光エネルギーに対して20%の電気エネルギーを取り出す)が保たれるのは10年程で、20年位たてば廃棄、これがまた二酸化炭素を出しますわね。結局元は取れないらしい。それと家庭で余剰電力が発生した場合は電力会社が電力会社のコストの2倍の料金で買い取るらしい、そんな無茶な。そうはならないだろうけど、仮に家庭余剰電力で電力会社が原発も火力発電もしなくて良くなった場合、当然電力料金(ソーラーシステムを使っていない家庭が支払う電気代)は倍近くになりはしませんか?単純に言えば。電力会社は買った電力を分配するだけの会社になりますが。
今のあらゆる発電機はファラデーの電磁誘導の法則(1831年発見)に基づいている。原型は電線のまわりで磁場を変化させると電線に電流が流れるというものである。これ自体が私には不思議なのであるが、物理の人は何回やってもそうなるものは法則として、どういう風に磁場を変化させるとどれだけの電流が流れるかを実験から推察して取り敢えず数学的な公式にする。もちろん専門家はなぜそうなるかはある程度分かっているんであろうが、ニュートンの力=質量×加速度の公式も何故そうなのかは少なくとも私は知らないし、光速度を超えることがないというのは多分公理で、そうすれば多くの地上+αの世界のことが大体説明がつくということに過ぎないと思いますね。そういっちゃあアインシュタインに失礼というか、その後の物理学者があんぽんたんなのか・・・いや大いに失礼。
今の発電機の中では水力発電がダントツに効率がいいらしいが、原発も火力発電の一種で要するに石油または原子力でお湯を沸かしてその時発生する蒸気でタービン(電磁石の羽根車)を回し続けて磁場の変化を起こし、発電するわけである。モーターは発電機の機能を逆にしたもので、電磁石の作る固定磁場の中をコイルを巻いた回転棒(自動車の場合車軸)が回ると結局相対的に磁場が変化するのでローレンツ力というものが生まれて、慣性的に回転棒は回り続ける。ただし常にコイルに電流を流す必要がある。電気自動車はその電流は蓄電池から取る。ガソリンで動く自動車なら、ガソリンを燃やしてピストン運動(蒸気機関がそうだった)する内燃機関というちょっと違う原理になる。だからアメリカの自動車会社などは電気自動車の研究にも様々な妨害をしてきたが、近頃温暖化、排ガス問題で観念して研究・実用化しだしたのである。
このモーターについて先鞭を付けたのは天才テスラ(1857~1943)である。この人はエジソンが一般使用の電気を直流にするよう主張し、テスラは交流にすべきとした。まあ日本ではエジソンはやたらと持ち上げられているが、要するに優秀な街の発明家であって天才ではない。そのテスラはどうもエネルギー保存則を破る、入力より出力の方が大きいモーターを試作していたらしい。入力より出力の方が大きければ、差の電力をたとえばコンデンサーに逆流させれば永久機関になる。その後アマチュア的な研究はあったが、本格的なものをテスラの方向で試作したのはアメリカのグレイ氏でエマモーターとして実現した。著者はどちらかというと独力で研究していたのであるが、不思議な縁で日本人数人とアメリカにエマモーターの実物を見にいって、研究の方向を確信したようである。そのエマモーターもグレイ氏もデトロイトの巨大自動車産業の暗躍かどうか、とにかく影も形も無い。
その後著者は効率300%のエマモーター型の発動機を試行錯誤で作成する。その論文はグレイの時は学会から無視されたが、アメリカの一流誌に1995年と2000年に掲載され、2011年にアメリカで講演された内容の論文が和訳されてこの本の最後に載っている。普通のパルスでなくスパイク波(ノコギリ状の)を入力したりで私には何が何やら。。。やっぱり餅は餅屋ですな。ただし、発動機が出来たら夢の発電機はもうすぐだと思うが、まだ実用化には時間がかかるかも。しかし公に認められている(アメリカで。日本の研究者は石頭だけれど、アメリカが認めると右にならえだから)ので皆でよってたかってやれば意外に早く実現するかも。福島の禍転じて福となればいいのですが