明治天皇の玄孫である元皇族の出の著者による、ふつうの人にはちょっと分からない内容豊富な本である。皇室関係の本は割りに読んでいる方であるが、ここまで詳しくは知らなかった。

特に女性の天皇がワンポイントリリーフ的に存在したことはあるのであるが、男系に天皇を限るべきである、という主張は秋篠宮に親王が出来る前での発言であるが、いかにももっともである。

そんなに慌てることでもないのに皇室典範をいじったのはどういうことか、まあどうせどっかから圧力があったのだろう。

私見であるが、あのうすら馬鹿のマイホーム皇太子は廃嫡にしてもらいたい。

著者の出自から当然かも知れないが、明治天皇が孝明天皇の実子であることは当然のごとく何もふれていないのであるが、多分どう考えても実子と考えるのは不自然と思われる。