著者は「神田川」を作詞した人です。あれは実感というか経験がベースになっているようですね。ああいう名曲はそうかもしれません。

阿久悠さんは経験していないことでもどんどん書けたそうですが。

この実感小説というものは、そして、彼の生い立ちや、現在のことや、学生運動でデモってたころのことなどが、時系列的に述べられるのでなく、ちょっと以前のことを思い出した時に、いきなりその時代にワープするんですね。

息子が読みたい(題名から)と言っているのですが、何かの参考になるかもしれません。

生まれは1947年で私と同じです。このあたりの人はいまだに何かをひきずっているところがありますね。

この著者もハッピーエンドのようです。ささやかなものだろうと思いますが。それでいいんですよね。終わりよければ全て良しですもんね。