世の中には凄い人が色々といるものだ。

水谷さんは暗い前半生がある。自暴自棄になっている上智大学生時代(本人は学籍はとっくに無いと思っていたが、苦労されているお母さんが学費を払っていていてくれた)学科長の先生が家を訪ねてくれたことによりたちなおり、卒業と同時に先生になる。

高校の先生になって人生相談や進路相談に親身になる熱血先生を目指していたが、最初に養護学校に配属される。その時大便の始末を嫌々やっていてちょっとした失敗をやらかし、先輩に注意されて目覚める。

その後有数の進学校の社会科の先生として機嫌良くやっていると、夜間高校の先生に「お前が教育出来るのは当たり前、腐った人間は教育できない」という言葉に進んで夜間高校の先生になる。

それから壮烈な夜回り先生になって現在に至っている。聞くところによるといつ死ぬか分からない病気にかかっているという。休日には全国を講演して回っているらしいが、行った先で夜回りを欠かさないという。

 国々を 法華の行者 めぐるらし 心の鉦を うちならしつつ