気に入った詩の一つを紹介する。この詩集の最後に載っているものだ。
バス停にて
いつか母もこうして
私を待っていたことがあっただろうか
私はその時間の長さを知らない
私はバス停に立って
静かに雪が降って
私は娘を待って
このごろ娘は
バスに乗って
遠い星までも遊びに行けるようになった
雪の道を
流れ星が
現れては消えていく
いつか母もこうして
私を待っていたことがあったのだ
時刻表が
雪の文字に
変わっていく
バス停にて
いつか母もこうして
私を待っていたことがあっただろうか
私はその時間の長さを知らない
私はバス停に立って
静かに雪が降って
私は娘を待って
このごろ娘は
バスに乗って
遠い星までも遊びに行けるようになった
雪の道を
流れ星が
現れては消えていく
いつか母もこうして
私を待っていたことがあったのだ
時刻表が
雪の文字に
変わっていく