是れに増す悲しき事の何かあらむ亡き児二人を返へせ此手に

忘れむと努めしことの愚かさよ憶ひ続けむ生きの限りを

という歌を歌った歌人(特別知られた人ではない)の周辺について詳しくまとめ、後半はその娘さん(ふつーの主婦)に語らせながら、何故そういう歌を歌わざるを得なかったかが自然に分かるように構成されている。

終わりの方で、その娘さんが忠魂碑訴訟に関わっていくことで、この話は締めくくられている。

決して戦争の問題は終わることなく、世界各地で頻発の傾向にあり、日本もそれとは決して無縁ではない。イラクに戦力を増派する、とか聞くと戦う機械(本当はお母さんも恋人もいる若い兵隊さん)が投入されるように感じる程鈍感になっているが、あのビル爆破テロで亡くなった以上の数の米兵が戦死していることを考えると、この歌人と同じ想いをしているアメリカのおっかさんがいる、沢山いる、ということなのだ。


最近分かったことだが、赤字を続けるアメリカは民間銀行であるFRBからドル札をどんどん刷って貰い、結局莫大な借金をして、その利払いも膨大で、もうかる戦争はないか世界中を鵜の目鷹の目。


9.11も結局はやらせで、アルカイーダとの再現のない戦争をやっているが、これもマッチポンプであることはアメリカ国民の過半数がすでに知っているようだ。


兵器産業は10年たつと大きな戦争で在庫減らしをやらないと困るということらしい。


兵器を使わなくてももうかることなら何でもやる。貿易戦争もその一つ。グローバルスタンダード、実はアメリカンスタンダードなのであるが、アジアに遺伝子操作した食品を無関税で売ろうとしている。それをFTAといってアジアの農業国は反対しているのだが、日本の工業品を無関税で売りたい経団連の意向を受けてか、管首相が真っ先に賛成の手を挙げたことは衆知のことであろう。バカだよ、全くもう。。。