泣きながら一気に読んだ。

インドのコルカタ(旧カルカッタ)の修道会で活動していたテレサはリアルにイエス・キリストと出会う。「私は渇く」と言う。自分を必要とされてないと感じる時、人は渇く。食べ物やお金ではないのだ。渇いている人の中に私はいる。貧しい中の最も貧しい渇いている人に献身しなさい。それは私にしてくれたことなのだ・・・まるで脅迫されるようにキリストは迫ってくる。聖母マリアはそれをかみ砕くかのようにとりなし、テレサは「はい」と言って修道会を出て「神の愛の宣教者会」を作った。

それ以後は大体知っての通りである。来日したとき、豊かな日本に多くの渇いている人がいる、と喝破した。ボランティアは渇いている人のために何かをしているのではない。その人の中にいるキリストに触れて、聖らかな恵みを頂いているのだという。分かち合いの心を広げていけたらな、と思う。