真如苑との関わりは5年以上前、当時姫路工大と言っていた所へ非常勤で数学を教えての帰りに、新快速の隣に坐っている若者が素晴らしい道歌を読んでいるのを横からのぞき見していたことに始まる。

その本を買いたいのだが、と声をかけると、工大の学生さんで、実に丁寧に対応してくれたのだが、これは信者しか手に入れることは出来ないとのことであった。心に残る歌で、真如苑について知りたいと思ったが、それっきりになっていた。

タンスにゴンの沢口靖子や高橋恵子が信者であることは知っている人も多いとおもうが、かなり多くの芸能人、一流の芸術家や科学者が信者だそうである。ただし本人が言う以外を除いて、教団は沈黙している。

涅槃経を中心教典とする仏教系の新興宗教である。創立した教主(故人)は真言宗醍醐寺で大変な修行を完了して大阿闍梨となり、その後、台蜜と東蜜とは異なる真如蜜を確立(密教公認)している。

真如蜜は現代の悩める人、向上しようとする人に霊的な方法で仏の慈悲と救いの手をさしのべ、向上の道を示す実践的で良い意味で現世利益的な教えなのである。

真如苑はHPを見ると信者数50~100万となっているが、実際は250万以上とも言われる。外国人の信者も多く、キリスト教から改宗する人も多いらしい。要するに誇大宣伝はおろか、閉鎖的と言われるくらい宣伝しない。お金儲けみたいなことは全く関心が無く、苦しんでいる人を一人一人救っていくということに徹しているようだ。

布教(おたすけ)も信者の教化も正攻法に徹しており、指導者的な人は厳しい霊的修行を修めないとなれないため、信者の増加に対し指導者不足が教団の悩みといえば言えるだろう。

教団の出している書物もほとんど手に入らない。この本を読んで、1冊は市販されているもの、もう1冊は市販されていないものを古書でネット注文した。

ただし、今は教組も、その奥さんも亡くなってごたごたしているやに聞く。まあ、こういうものは一代限りがいいんですね。しかも新しい宗教をおこす時代ではなくなったらしい。