「この国のけじめ」、藤原正彦、文芸春秋

市場原理を徹底するとえらいことになるが、日本は小泉改革で加速度がつき、相当酷いどうしようもない状態になりつつある。

簡単に言えば、少数の勝ち組と大部分の負け組の二極分化になりつつある。

ここ１０年で決定的状況になるであろう。

教育において二極分化が決定的になっているので、１０年後は簡単に予想されるのである。

最早、何をいじってもダメと思われる。政治家も、お役人も、大学の先生も全く期待できない。

岡潔が心配していた通りになってきた。

どうしたらよいか私には分からない。今のところ。

この本を読んでそう思った。

とにかく最優先で考えようと思った次第。