講義中にやる「話のネタ帳」というのを作っているのだが、いいネタがいっぱいおっぱい。
著者は物理のPh.Dを持つサイエンスライターなので、物理絡みの数式がわりに多い。その解説はさすがに分かりやすい。
Ramanujanのマーギリ神に夢の中で教わったという不思議な公式の一群も大体証明がなされたようだ。そういうものには触れていない。
ここで扱っている数式は、真実をある切り口で表現すると変なものになるということで、数学、物理の変な数式を軸とした歴史的地理の勉強にもなる。そういうものが脳内に形成されてくると数学や物理にやみつきになるんですね。
受験の公式などいくら詰め込んでも大学に入った頃には跡形も無く消えてしまいます。もちろんいつまでもそんなものを詰め込んでいたらろくなことはないのですが、こつこつと脳内に歴史的地理を形成するという手間ひまのかかることは私の教えている学生さんを見ていると、やらない人が圧倒的に多いです。
私は「話しのネタ帖」で色々言っているんですが、テストに関係無いことは時間の無駄と言い切るおばかさんもいましてね。受験勉強の悪影響は恐ろしいですわ。